amazon輸出の無在庫販売で中古品は売れる

富澤です。

amazon輸出を無在庫で実践されている方は多いと思います。

出品商品のラインナップを増やして販売数も増やしたいと考えた時に中古品はどうなのだろうと考える方もいるかもしれません。

実際にamazon輸出の無在庫販売で中古を数多く売っていた僕の経験談として中古について解説をしていきます。

無在庫販売で中古品を販売するメリット

無在庫販売というのは在庫を抱えるリスクがないのでストレスは溜まりにくいです。

それだけに無在庫販売でamazon輸出を実践されている方も多いです。

競合が多いということは価格競争も熾烈になりやすいという傾向にあります。

新品の場合は特に状態などについて深く考える必要もありませんから、じゃんじゃん出していくことが可能です。

(現在はハイボリュームリスティングフィーと言って10万商品を超える出品商品がある場合は別途手数料がかかるようですから以前のように無駄に多く出すというのも考えものではありますが。)

皆が一様に同じことを考えるものだから競うことができる部分は『価格』以外にないわけですね。

基本的には出品していたら勝手に売れたということはなくて、安い人から売れていくといった風潮がamazonには見られます。

そのため1つの商品に対して多くの出品者がいるとなると価格競争はさらなる過熱状態になってしまい利益を確保することも難しい場合があります。

その点、中古の場合は初心者などでも太刀打ちできることが多々あります。

後ほど詳しく書いていきますが、僕は一日150オーダー入れば8割は中古という状態にまでなりました。

新品も中古も分け隔てなく出品しているのに中古の方がずば抜けて売れやすかったということになります。

僕のamazon輸出無在庫販売の手法は何の捻りもないストレートなものです。

amazon.comでオーダーが入れば翌朝には日本国内のネットショップで調達をして発送をする。

という手法を素直に実践していただけです。

おそらく無在庫販売をこれから始める方、すでにされている方も殆どはこの方法を通り道としてやっていかれると思います。

この方法は分かりやすいのですが、新品の場合は競争が激しく中古は競争が比較的ゆるいといった印象があります。

まぁ中古は売れやすいというのが1つ目のメリットです。

無在庫販売の中古品は利益率が良い

僕はメディア関係であるCDなどを多く販売していました。

理由は小さくて送料も安いし、送料が想定しやすい。

なおかつ壊れにくいといえば壊れにくいという点にあります。

それに商品数自体もかなりある点が個人的に良かったです。

そんなCD関連の中古を数多く販売していたのですが、中古と言っても7ドル、20ドル、40ドルと価格帯はマチマチです。

高めの手数料が差し引かれるものの中古のCDは利益率が2割から3割程度はありました。

つまり100万円の売上があれば20万円から30万円の利益が出て、現金が残る。

という感じです。

ところが新品の場合はどうなのかというと僕の力不足もあったのでしょうが、利益で10%~20%も出ればOKくらいの感じでした。

つまり同じ労力を割いても利益として最終的に残る現金が半分程度の違いが生まれてくる。

このような数字が見えてきた時に僕は最終的には中古のみに絞るという方策へと転換していったのです。

中古販売のデメリット

中古ということは『コンディション』が1点1点異なります。

無在庫の場合は1商品ずつ確認して出品をするという概念はなくてCSVなどで数万商品をまるごと登録したり、更新したりするようになります。

その時に仕入れの商品状態に気を使っている時間なんてないわけです。

それだけに出品するときの『コンディション』はどうしたら良いのだろうと悩むわけです。

非常に良いのコンディションで出品して、いざ売れて仕入れようと思ったら国内では『可』の商品状態しかなかった・・

なんてことも起こってしまうわけです。

仮にそれを仕入れてお客様に発送したとして高い満足度を得ることができるのかというと疑問が残ります。

しかし、売れやすいのは商品状態が良いものほど売れやすくなるといった特徴もあるのも事実。

こうしたジレンマに悩まされる時点で中古販売はデメリットになります。

新品なら状態に悩む必要はないわけですから。

Feedbackに関わる場合もある

先程書いた状態のギャップがあるとネガティブフィードバックに繋がる場合もあります。

つまり非常に良いなどの期待感の持てる出品にしてお客様は期待をして買う。

こちらは可もなく不可もなくな状態の商品を仕入れて発送をして届ける。

お客様は到着した荷物の梱包を解き品物を確認する・・

この時に期待値よりもガツンと商品状態が低いと感じさせてしまうと、そのギャップからネガティブフィードバックへと繋がってしまう場合もあるわけです。

しかし、僕は7,000以上のフィードバックをいただいたアカウントがあったのですが、そちらは中古をメインに販売していました。

そのアカウントのフィードバックの割合は99%がポジティブです。

ネガティブフィードバックが付いたもののコメントも「納期に間に合わなかった」「商品が壊れていた」などの理由からでした。

「海外の方だから」と決めつけてしまうのは早いかもしれませんが、状態に関して寛大なところがあるのではないかと思います。

とまぁ、メリットとデメリットがあるわけですがビジネスは利益の追求が最優先されるべき。

amazon輸出といったビジネスを見ていくと中古品は市場的にも大きくチャンスがあります。

利益率も悪くありません。

そういった経験からもamazon輸出の無在庫販売で中古品は扱っても良いのではないかと個人的に思っています。

中古品を売れるカテゴリーは絞られる

そもそも中古品が売れるのはどんなカテゴリーなのかといえば結構、絞られてきてしまいます。

今の時代になって中古を買うというのは当たり前の文化になりつつありますが、それでも中古は嫌だという商品もあるはずです。

パンツの中古はそういった趣味がなければ買う人は少ないはずです。

ということは中古のパンツを売ってもしょうがない。

売れる中古をピックアップして売らなければいけません。

  • CD
  • ゲーム
  • カメラ

その他にもあるにはあるのでしょうが大きく重たかったりなどもあり、この上の4種が中古の販売が一般的なカテゴリーになっていると思います。

CDの大きさは殆ど均等で重量も50g~200g程度までが平均的なサイズで扱いやすいです。

ゲームも軽めの物が多く壊れにくいのが良い点です。

本はサイズもマチマチで重い傾向にあって扱いが少々難しい。

カメラは知識がないと難しい。

このような観点から僕は中古販売はCDとゲームに絞っていきました。

CD自体が本来であれば売れなくなってきているので、どうなんだという声もあるでしょうが買われていくCDはコレクター気質の物も多かったように思います。

紙ジャケット仕様のCDなんかは昔のレコードなどをCDバージョンにして再発売したものでコレクターからすると買っておきたいと思う方も多いようです。

僕はamazon輸出の無在庫販売ではCDやゲームなどの軽量商品をメインとして販売していましたが、それでも年間で4万以上の販売数がありました。

デジタル化の移行でCDなんて売れるの?と感じられるかもしれませんが、意外にも売れるのがCDなのです。

どのカテゴリーでも中古が売れるのかと言うと僕は全てをテストしたわけではありません。

ですから気になるカテゴリーがあれば中古の状態で出品してみたら良いと思うんです。

「他の人が売っていないからどうなんだろう」というのは青信号になっても誰も渡ってないから自分も渡るのをやめようというようなもの。

ビジネスでは他のライバルが少ないほどチャンスが生まれやすいのは事実です。

amazon輸出は大量出品だけが全てではない

「これからamazon輸出の無在庫販売を始めよう」または「やっているけど、なかなか売れない」という状態の方。

無在庫販売の最大の武器は『空売り』です。

在庫を持たずしてあたかも在庫があるかのうように淡々と出品をするという方法が最大の武器です。

なので露出(出品数)を増やせば増やすほどにチャンスは拡大します。

基本的にはアクセス数がなければ購買される数も減ってしまうのでアクセス数が多く、かつ最安値近辺で出品できていれば売れる可能性がぐっと高まります。

僕は最初、新品中古問わずに文房具や化粧品、おもちゃになんでも出品をしていました。

しばらく継続していくうちに徐々に『偏(かたよ)り』が見受けられるようになったのです。

僕の場合で言えば同じ時間やコストをかけているのに明らかにCDの方が利益率や時間効率が良いという発見です。

こういったことが見えてきたら、それ以外の無駄な部分を削ぎ落として力を入れるべき商品のみにフォーカスをしていく。

そうしていくことで今まで売れていた商品は更に売れるようになる。

作業もシンプルになっていき時間の余裕が生まれるようになります。

ですから最初から絞ることは非常に難しいので大量出品で良いと思うのですが、徐々に販売実績などの数字が見えてきたら『偏り』を発見してそこに力を注ぐというのがオススメです。

中古市場はこれからも縮小することはないでしょうし、手間がかかる分だけライバルも少なくなり利益率も良かったりします。

amazonでは写真を撮影する必要などもないので中古でも出品しやすいです。

是非、中古の販売も検討されてみてください。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

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2 件のコメント

  • 初めまして、とても参考になるブログですね!
    中古品出品についてなのですが、
    冨澤さんは、中古の商品を出品する際に、コンディションは、「可」にしていたのでしょうか?
    よろしければ教えて頂けないでしょうか。

    • 犬吉様

      コメントありがとうございます。

      中古の無在庫販売時に商品状態は
      どれを選択するのが良いのかということですね。

      これは出品する商品にもよるので
      一概にこれが良いと断言するのは難しいです。

      僕の経験で話しますと、
      例えば昔のスーファミのような
      カセットを売る場合。

      これらは仕入先である日本国内でも
      ほとんどがカセットのみで箱なし状態で売られてます。

      なので仕入れもカートリッジオンリーになることが予想されます。

      となると販売する際の状態は『可』が自然だと思います。

      逆にCDなどであれば
      大半の物はまずまずの状態です。

      一部レンタルアップなどもありますが・・

      となるとGOODかVERY GOODの
      状態で売っても差し障りないです。

      本来であれば控えめな状態を選択しましょう!
      というのが模範的な回答だと思いますが
      それでは売れないですね。

      競合は控えめどころか
      オーバーに状態を選択してます。

      その中で自分が控えめなコンディションを選択すれば
      売上も控えめになるのがオチかと思われます。

      なので少し盛って、仕入れ時に利益の具合を見て
      少し良いのを仕入れたりシビアな商品を仕入れたり
      バランスを見てやっていくのが良いです。

      全てを清廉潔白にやっていくと
      なかなか儲けるのが難しいという
      悲しい現実を感じてしまう今日このごろです。

      以上参考になれば幸いです。

      また質問や要望がありましたら
      コメントかメールをいただければと思います。

      頑張っていきましょう。

      富澤

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