【amazon輸出】無在庫転売で使うツール PRIMAとは

富澤です。

amazon輸出の無在庫転売を実践していくと出品数がどうしても増えます。

増えた商品も行き届いた管理ができなければ売れたはいいが仕入れの時には値上がりしていて赤字になってしまう。

そのような惨事になりかねません。

そのため多くの方はツールを使うという選択をします。

僕個人的に無在庫転売を協力にサポートしてくれるものとして『PRIMA』がオススメです。

使い方や仕様などについては公式ページを見ていただく方がはっきり言ってわかりやすい。

かなり丁寧なサイトの作り方をしています。

ですから僕がこの記事で解説することは『このPRIMAをいかに使って稼ぐのか』という部分について解説します。

必ずしも僕が正解ということはないし使い方は人それぞれに使うことができます。

一つのヒントとして参考になれば幸いです。

amazon輸出でPRIMAを使うことのメリット

PRIMAというツールを分かりやすく説明すると
amazon日本のみならず諸外国の価格、ランキング、セラー数などを短時間で収集してくれるツールです。

データが取得できる国はカナダ、アメリカ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、日本、中国、オーストラリアの10カ国。

無在庫転売は何もアメリカだけに絞る必要はなくカナダやオーストラリアなどに販路を広げることも売上を伸ばすための秘訣となっています。

僕たちが無在庫で売る商品は基本的にライバルがすでにいます。

そのライバルがいくらで売っているのか?というのが重要な数字です。

そのライバルの出品価格にいかに擦り寄せられるのかというのが大事なのです。

そのためにも自分が出品する商品の販売価格というのは素早く知る必要があります。

amazonのAPIを利用してデータ取得をするのでスピードも素晴らしく早いです。

中古のデータも取得することができる

最初の頃は中古の価格は取得できなかったのですが、現在は中古の販売価格も取得することが可能です。

中古は僕個人的にオススメなので中古データに対応してくれるこのツールは最高でした。

ここらへんのamazon輸出の中古については過去に記事を書かせていただいてます。

そちらを参考にしていただくと、理解が深まると思います。

参考記事→amazon輸出の無在庫販売で中古品は売れる

PRIMAのデメリット

まず、このツールではASINを用意しておかなければいけません。

つまりPRIMAではASINの収集はできないということになります。

出品候補であるASINはzonasinhunterなどのツールで集めるのがオススメです。

zonasinhunterの使い方などについては過去に解説しています。

そちらを参考にしていただくとASIN収集は用意にできます。

参考記事→ASIN一括取得ツール zonasinhunterの購入方法と使い方

まぁASINの用意がデメリットなのかと言えばそんなこともありませんが、出品予定のASINは自分で集める必要があるということですね。

大口出品者登録していないと使えない

PRIMAはMWSというamazonの大口出品者アカウントに付与されるものを用います。

つまり大口出品者登録をしていない国のデータは取得ができないということ。

そのため販売をこれから始めるといった場合もPRIMAを使う場合はまず大口登録をしなければいけません。

大口登録には月額費のコストがかかります。

そのため小口のままでは使えないとうデメリットはあります。

でもこれはamazonのAPIを使う上では仕方のないことでPRIMAが悪いといったことではありません。

正規にデータを取得しようと思ったら必ずMWSを利用したデータ収集に行き着くので仕方がないことなのです。

始めたばかりの人にとっては大口登録をすることに抵抗を感じることもあるでしょう。

ですから、ハードルが少々高くなるという点ではデメリットとして一応挙げておきました。

amazon輸出の無在庫販売でPRIMAを使い倒す方法

僕の無在庫販売の流れは以下のような感じです。

  1. ASINを大量に収集する
  2. 収集したASINをフィルターにかける
    (JANコード、重量、サイズなど)
  3. 絞ったASINをPRIMAで日本のデータを収集する
  4. 次にUSAで同じASINをPRIMAでデータ収集
  5. 一括登録や価格更新などを行う

といった流れになります。

これは大まかな流れですから一つずつ解説します。

ステップ1:ASINをとにかく収集

まず①のASINを大量に収集ですが、日本国内に在庫があるものは基本的に無在庫販売する対象になります。

僕の場合はCDなどに絞っていましたのでCDカテゴリーのASINは片っ端から取得しました。

僕はグローバルせどらーという名のツールを使っていましたが、現在は使えないようなので先程も触れたzonasinhunterを使ってASINをかき集めます。

しかし片っ端から取得したASINの中には危険分子も混じっています。

そこで②のフィルターが必要になります。

ステップ2:集めたASINのフィルター

危険分子とはサスペンドのリスクがある商品のことです。

特に海外で発売された商品などはメーカーなどからクレームが入ることがあります。

知的財産権侵害となってしまいアカウント停止の危険性をはらんでいます。

そこで簡単に見分ける方法としてJANコードがあります。

殆どの場合、日本で発売された商品のJANは『49』か『45』で始まります。

よく商品の裏にあるバーコードの数字ですね。

これが海外の商品だとそれ以外の数字から始まっています。

ですから49と45以外から始まる商品は出品候補から取り消すということをするべきです。

ASINだけではその判断がつかないため、これもツールでASIN↔JANの変換ツールなどがありますからそちらを買って変換していくと良いでしょう。

この変換については過去記事でも触れています。

参考にしていただくと、どのように変換ツールを入手すればいいか分かります。

【amazon輸出】無在庫の始め方 〜リサーチ方法と儲かるコツ〜

で、JAN以外にも重量やサイズを確認します。

このあたりはPRIMAでもデータ取得できる項目なので重量、サイズを確認します。

あまりにも重かったり、サイズが90cmを超えるようだと送料の計算がややこしくなったりして出品時の計算が複雑になってしまいます。

小型包装物を使えなくなるなどの理由からですね。

そうして膨大な数のASINを彫刻するかのように洗練して絞って少なくしていきます。

ステップ3:残ったASINをPRIMAでデータ収集

ここまでいくと出品してもOKな商品が残っているということになります。

ですから最終チェックの意味合いも含めて日本のamazonでデータ収集をします。

出品者数は十分なのか?出品価格はどうなのか?

という部分の確認をしていきます。

出品者数が少ないのに海外amazonで無在庫出品してしまうと売れたときに国内で在庫切れを起こしていて仕入れられなくなっていたということもあります。

タイミングによって国内の出品者数も増減するので正しい数字とは限りませんが、現在の出品者数で安定的に仕入れが可能なのかという指標にはなると思います。

ちなみに僕はフィルターをかけて残ったASINは全て商品登録をします。

その後にこのステップ3を行います。

出品しても数量をゼロにしておけば良いわけですね。

先程も書いたのですが、タイミングによっては出品者数も変わります。

ですから今日が出品者数ゼロでも明日には10人になっている場合もあります。

そのため、そういった変更があった場合もスムーズに対応できるために登録だけはしておくのです。

この辺りは分かりにくいですよね。

書いていて伝わりづらい部分かなと思います。

ステップ4:USAのデータをPRIMAで収集

先程のステップ3で読み込ませたASINと全く同じものを無在庫販売する国を対象にしてデータ収集します。

これの目的はライバルの価格はいくらなんだということ。

ステップ3では仕入れ値の確認でステップ4ではライバルの価格の確認。

仕入れ値に対して利益を乗っけて出品するのが無在庫の手法です。

しかし、amazonに関しては安い順で売れやすい性質があります。

そうなると自分が許容できる出品価格とライバル価格を照らし合わせて出品価格の最終決定を行う。

そのためにステップ4が必要になります。

ステップ5:一括更新、登録を行う

日本の仕入れ値と海外の出品価格の両方をPRIMAでデータ取得したらCSVなどで出力されます。

そのデータを使って先程説明したライバル価格とのすり合わせを行うわけです。

例えば仕入れ値が500円で送料が280円だとします。

それに対して500円の利益を得られるようにしようと思ったら出品価格は15.05ドル。(1ドル100円計算)

計算式)500(仕入れ)+500(利益)+280(送料)÷0.85(手数料)÷100(通貨)=出品価格

この出品価格で出した場合のデメリットしては仮にライバルの最安値が14.85ドルなどの少々低い場合。

この場合はもう少し安くすることで最安値圏内を獲得することが可能です。

赤字になるわけでもありません。

であれば安くしたほうが良いわけです。

また、ライバルの最安値が17ドルだった場合。

この場合は先程の15.05ドルで出品をすれば最安値を取れますが、別に16.99ドルでも最安値となって売れる可能性が高まります。

安くしすぎで1.94ドルほどの差額が生まれて損をしてしまいます。

だからこの場合は高くするべきなのです。

ここらへんが更新のコツになります。

一括商品登録の方法については今後記事にまとめたいと思います。

CSVで一括登録が可能です。

価格更新こそが販売数を増やす要素

僕はamazon輸出の無在庫は頻繁な価格更新こそが売上を伸ばす秘訣だと思っています。

常に適正価格に更新をすることで赤字になったり在庫切れリスクの可能性も減ります。

そして最安値に滞在する時間も増えることになり販売機会が増えます。

amazonの特徴として売れやすいのはFBA、カートボックス獲得、最安値です。

カートボックスはカテゴリーによって取りやすい取りにくいがあります。

無在庫販売は自社発送なのでカートのことはあまり考えずに最安値で勝負せざるを得ないというのが僕個人の意見です。

そのためにスピーディかつ正確に仕入れ値とライバルの価格をチェックするツールであるPRIMAがオススメなのです。

PRIMA:
https://prima-tool.com/

PRIMAは月額制で5,980円ですが定期的なアップデートを行っていますし、不具合があった場合の対応が早いので月額制で良いのだと思います。

30日間は無料トライアルがあるようです。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

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4 件のコメント

  • こんにちはe-bay輸出を始めたばかりで、こちらのブログにたどり着きました。のりほんです。

    ECサイトの販売を10年以上やってますが、物販は初めてまだ1年少しで、
    物販とアフィリエイトブログで月20万円くらいの収入です。ちなみに63歳です。

    丁寧な解説に感心しています。
    アマゾン輸出も興味があり、ブログを読ませていただいて無在庫販売は可能性があると思いました。

    質問ですが、在庫のツールへの反映や価格の更新など作業時間が、
    結構かかるのではないかと思うのですが、
    富澤さんは1日の作業時間はどのくらいかけられていますか?

    (勿論amazon輸出だけに限ってです)。
    お忙しいところ恐れ入りますが、お教えいただければ幸いです。

    更新を楽しみにしています。よろしくお願いします

    • のりほん様

      コメントありがとうございます。

      インターネットを使われたビジネスを
      それだけの年数されているのはすごいですね!

      早速、質問に回答させていただきます。

      『在庫のツールへの反映や価格の更新など作業時間』
      についてですね。

      このツールは最初にASINを用意します。

      その用意するASINは自分の出品予定の商品(ASIN)ということになります。

      それをエクセルファイルに羅列して
      原本として保管するわけです。

      それをツールに読み込ませて
      該当商品(ASIN)の価格などを
      抽出していくことになります。

      データ取得は商品数によって
      まったく時間が異なります。

      僕の場合は12万商品くらいだと
      6時間くらい時間がかかっていたと思います。

      自動ですから自分が何かをする必要なく
      パソコンを起動させておけば
      寝ている間でも結構です。

      またはVPSといった仮想OSを使用して
      FXのツールのようにフル稼働させても良いと思います。

      それでデータ取得が完了しましたら
      読み込ませた価格データなどがエクセルファイルで
      排出されます。

      それをエクセルで価格調整していくわけでございます。

      ・・・

      ここまで説明していて
      文字だけじゃ伝わらないだろうなと
      恐縮しています・・・

      で、端的に書きますと
      価格改定は作業時間として
      30分もかかりません。

      それも出品数によって異なりますので
      あくまでも参考として受け止めていただければと思います。

      僕の場合、amazon輸出は

      朝にオーダーを確認する AM8:00

      amazonなどでオーダーの入った商品を仕入れ AM8:00~AM10:00

      前日などに仕入れた商品が届く AM9:00

      仕入れた商品の梱包作業 AM10:00~PM13:00

      価格改定作業 PM13:00~PM13:30

      日本郵便の集荷 PM14:00

      amazon輸出の業務は終了

      といった感じでやっていました。

      これは自社発送のパターンですし
      カスタマサポートは完全外注化などしてるので
      個人差が必ずあると思います。

      ・・・

      という感じです。

      果たして回答になっているでしょうか..

      なんか自分でも満足いく回答ができてなさそうで
      恐縮です。

      また詳しい質問がありましたら
      いつでもコメント、メールを
      いただけましたら分かることは
      答えさせていただきます。

      ありがとうございます。

      富澤 順

  • こんにちは。
    AMAZON輸出を始めようと今一点一点ASINを集めて出品しています。
    ですがやはりとても時間がかかる中でこちらの記事にたどり着きました。
    いまや僕のバイブルとなりつつあります。笑

    Flat.File InventoryLoaderを用い、富澤さんの動画を見ながら一括出品をしてみたのですが、
    どうしてもエラーが出てしまい、出品できません。
    2019年になって仕様の変更などもあると思いますし、カテゴリーも一部しか選択できないのでしょうか?

    ちなみにエラーでは
    9009

    The file’s header row is missing or invalid. The header row is for Amazon use only and must not be modified or deleted. To correct this error, download the template again from seller Help and use that new copy, or insert the correct header row directly above the column headings in your existing file.

    となります。。
    全て必要な箇所は埋めているのにできないって感じです。

    • 高橋様

      コメントありがとうございます。

      ブログをお読みいただき
      バイブルとまで言っていただけ
      とても嬉しい限りです!笑

      エラーについてですが
      そういったエラーが出たことがないので
      明確なことが分からないのですが
      文章からするとヘッダー行に
      問題があると記載がありますよね。

      ヘッダー(先頭)を間違って
      いじってしまってないかなどを
      確認してみてください。

      エラーが続くようでしたら
      もう一度ファイルをamazonから
      ダウンロードしてみるのも手だと思います。

      頑張ってください。

      富澤

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