富澤です。
amazon輸出は飽和して稼げないのか?そんな疑問を感じている方も多いかもしれません。
ちなみに飽和という言葉の意味は『最大限まで満たされている』という意味だそうです。
僕が思うにamazon輸出は最大までは満たされていない。
しかし、初期の頃よりはだいぶ満たされている感が強まったというのが印象です。
だがそう言って「儲からない」と決めつけて諦めてしまうのもどうかと思います。
この記事では初心者の方が今のamazon輸出をどう攻略したら良いのかという部分に触れてみたいと思います。
ちなみに無在庫販売を基準にお話を進めさせていただきます。
amazon輸出において飽和する時とは
まず現実的なことを言うようで恐縮なのですが、「ほうわ、飽和」と騒ぎ立てる人には2種類いると思っています。
・飽和していると言い自分がすすめる手法、商品を選んでほしい。
・単純に知識不足で諦めてしまい飽和していると言う。
大半がこの2種類に分かれています。
確かに以前よりも簡単には稼げなくなったのかもしれませんが、それは他の方法でもそうではないでしょうか?
ブックオフせどりが良いと言われれば人が殺到して中国輸入が良いと聞けば同じく殺到…
これだけインターネット上で情報が公開されている現在では『自分だけ一人勝ち』をキープするのは不可能に近い。
波のように良い時期もあれば悪くなる時期もあります。
ただし、だからといって「いい波に乗りたい!」と思って中途半端に手を出してはダメだったら、すぐ次に行く。
このような感じでは最終的に何も残らない可能性があります。
ですから「ここまでやってもダメなのか」と思うくらいに深入りするくらいが良いのかもしれません。
僕の友人でもネットワークビジネスというビジネスモデルにハマっている人がいます。
夜のファミレスにいると、いつも居てなにやら資料のようなものを見せて説明をしています。
その彼の欲求としては『不労所得を得たい』という欲があるそうです。
しかし僕からすると毎日ファミレスで勧誘をしている時点で労働じゃないか・・
しかもネットワークビジネスからの収入は全く無いそうです。
その情熱をもう少し違う方向へ費やせると変わってくるんだろうなと彼を目撃する度に感じます。
amazonでは価格競争が起きている
さて、amazon輸出で飽和していると騒がれる原因としては『価格競争』があります。
これは今に始まったことではなくて4,5年前でも普通に価格競争で激しくやりあっていました。
ただ参入者という視点で見た時に5年前とかは今よりは多くなかったと思いますので競争の熾烈さに関しては今のほうが激しいのは間違いありません。
しかし、それだけに新規参入しては爪痕のひとつも残せずに消え去る人もいれば、必死にもがいている人もいる。
そんな苦労する人を横目に荒稼ぎする一部の人もいるわけです。
格差があります。
一部の人は稼ぐゾーンに入っていて、残りの8割の人はジリ貧を強いられている。
このようなパワーバランスが起こっていると僕は勝手に思っています。
amazon輸出では皆で手をつないで仲良く稼ごうねというのは実現が難しいのです。
その理由としては1つの商品に対して複数の出品者が出品できるというシステムにあると思います。
無在庫販売の場合は日本のamazonに在庫があるものをアメリカなどで販売することになります。
この方法、この考えというのは誰もが考えつくことなので同じように皆が実践します。
すると1つの商品に50人とか出品者がつくわけですね。
じゃぁその中から誰が売れるのかと言ったら最安値近辺の方やカートボックスという売れやすい場所を獲得しているセラーになります。
中でもパワフルなのが最安値を獲得している人たちですね。
反対の立場になれば分かりますが同じ商品で新品という状態なら敢えて高い人から買うなんてことはしないで一番安い人から買いたいですよね。
それだけのことなのです。
最安値という競争力を持つ人が稼ぎやすいようになっている。
それがamazonの性質です。
初心者でも稼げるのか
それではこれからamazon輸出に参入して稼ぐことができるのか?
僕は稼げると思っています。
しかし、条件があります。
先程も説明したように最安値近辺の価格で出品していかなければ売れません。
ただし、価格差を見ていくと殆ど価格差がないと感じるかもしれません。
実際にamazon.comで活躍する日本人セラーはすでに日本でも実店舗を運営していたり、独自の仕入先があったりとパワーアップしています。
そのような玄人と真っ向からやり合おうなんてのは初心者の段階では考えてはいけません。
まず勝ち目はないでしょう。
弱者には弱者のアプローチで攻めていかなければいけません。
基本的に『売れやすいものには人が集まる』という特徴があります。
amazonのランキングが高いものは『売れる!』と判断して多くのセラーがチェックします。
そして過密になっていくのです。
こうした部分を攻めたい気持ちも分かるのですが、まぁ価格差というか利益を確保するようなことは難しい。
そこで僕だったらどうするのかと言われると無在庫で出してしまう。
これだけです。
売れている商品も売れていない商品も全部、無在庫で出してしまう。
今は10万商品を超えると手数料がかかりますから無制限に出すことはオススメしませんが10万商品以下なら出してみてもいいでしょう。
もちろん知的財産権などの注意点もあるので慎重を期すべきですが・・
この辺りについては以下の記事が参考になると思います。
→amazon輸出サスペンド(アカウント停止)を宣告された..解除し復活する方法はあるのか
そうしてある程度の商品を出品していき、ざっくりとした価格設定でなくしっかりと計算した出品価格で販売をしていれば売れるようになります。
その際に売れる商品はランキング上位ではなくて3ヶ月に数回とかしか売れない商品が多いです。
つまりライバルが本腰を入れない『たまに売れる商品』です。
こうした『たまに商品』は狙って売るというのは難しく不定期に生まれる需要でポンと売れる感じなのです。
出品数が多いということはこうした不人気商品もカバーできるということになります。
すると一日の中で数個、数十個と増えていくようになります。
激戦区から少し外れることで、大きな需要はないんだけど時折生まれる小さい需要は拾うことが可能になるのです。
ただし先程も書いたのですが適当な出品価格では販売チャンスを逃す可能性も高まります。
ですから価格設定は神経質に意識するようにしてください。
この価格設定については過去に記事を書いています。
参考にしていただけると幸いです。
→amazon輸出の無在庫販売を成功させるには売れる商品リサーチよりも価格設定にコツがある
また本文中にあった大量出品、そして大量に出品した商品の管理については以下の記事が参考になります。
→【amazon輸出】無在庫転売で使うツール PRIMAとは
今後も無在庫の大量出品、その方法について書いていく予定です。
少々お待ちいただければと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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