富澤です。
中古のゲーム転売は利益が出しやすく初心者の方でもおすすめできます。
今回はその中古ゲームせどりで稼ぐための仕入先、販路などについて解説をしていきます。
もくじ
なぜ中古ゲームは利益を出しやすいのか
新品の商品状態というのは基本的には未開封の状態で扱いが非常に楽です。
100個仕入れても100個そのまま販売することができます。
ところが中古というのは、その反対で扱いが面倒そのものです。
100個仕入れても状態はそれぞれ異なります。
それだけに本来であれば効率的ではありません。
だからこそ初心者でもチャンスがあるということになってきます。
リサーチ能力に優れた人や強い仕入れルートを持っている人というのは新品の状態でも十二分に利益を出すことが出来ますが、初心者の方は経験値も少なければ、いきなり強い仕入れルートを確保することも難しいでしょう。
そのため強者が少ない市場や商品を扱っていくべきだと思います。
中古というのは、そういった意味でも弱者にオススメのジャンルです。
まぁ基本的に僕も含めて9割の人は弱者に分類されるとは思うのですが..
始めたばかりの頃は資金力も経験値も少ないわけですから強い人が集まる市場に参戦していっても大敗を喫してしまう可能性が高いです。
実際に超人気のある商品やジャンルでリサーチをしていても価格差があるような商品を見つけるのは非常に困難です。
そこで「儲かる商品が見つけられない」とせどり自体からフェードアウトしていく人も少なくありません。
ところが、そういった大きな市場から小さな市場にずらしてリサーチをしていくことで利益が出る商品。
価格差がある商品というのを見つけられるようになります。
それが今日お話をさせていただく中古ゲームにも当てはまります。
中古ゲームも細分化していく
中古のゲームといっても、この段階では漠然としています。
- ゲーム機本体
- ゲームソフト
- 付属品関係
というようにあります。
ゲーム機をとってみてもレトロなものからPS4とか沢山の機種が存在します。
ゲームソフトに至っては全てのタイトルを見ていったら数万商品はあるのではないでしょうか。
このように漠然とした状態だと何から手を付けたら良いのかと悩んでしまいます。
よく自己啓発などでは目標達成をするために具体的にしなさいという話があります。
『お金持ちになる』という目標もあまりにも漠然としていて何の方法でいつまでにいくらのキャッシュを得てお金持ちになるというのか。
これがボヤケていると実際に行動をどう変えればいいのか、改善すればいいのかが分からないわけです。
だから自己啓発では目標達成の方法がやたらと多いのですが、有名なものとしてはSMARTというのがあります。
- Specific(具体的に)
誰が見聞きしても分かるように具体的で明確なもの - Measurable(測定可能か)
数字で計測が可能かどうか - Achievable(達成可能か)
希望や願望でなく現実的であるか - Time-bound(時間、期限は)
◯月◯日◯時までに達成させるのか
みたいなものです。
話がそれましたが、リサーチなどでも同様で具体的にしていかないと時間を垂れ流してしまったり、無駄な行動が増えてしまいます。
先ほど多くのゲームがあるという話をしましたが僕はレトロゲームがオススメです。
レトロゲームがオススメの理由
新しいものというのは値段が不安定な部分が多いです。
1週間前までは5千円で売られていたものが今日になったら2千円で販売されていた・・
なんていうことも起こりかねません。
これは需要と供給のバランスが崩れたりすると起こりやすい現象ですね。
買いたい人が月50人なのに対して売る人が150人ならが圧倒的に供給過多と言えると思います。
そうなると販売者が勝手に価格の競争をするようになります。
早く在庫をはきたいとか、現金化したいとか色んな理由があるでしょう。
新しい商品はこのような現象が起こりやすいのが難点ではあるものの、トレンド(流行)の力が働きますから一瞬の爆発力はあるとは思います。
逆にレトロゲームはスーパーファミコンなどのソフトを指します。
これらは1995年とかに発売されたもので20年以上の月日が経つような物が多いです。
これだけ月日が経つと相場というものが安定してきます。
仮に一瞬、相場が下がっても大体は元の相場に落ち着くというような性質を持っています。
言い過ぎかもしれませんが、まるで貴金属のような値動きです。
そのかわり爆発的な販売力はありません。
が、ジワジワと長く売れていくのも魅力ではあります。
新しいゲームは相場が不安定になることもあるので、在庫を抱えすぎると不安が生まれます。
しかし古いゲームは相場がある意味一定ですから在庫を抱えすぎていても、資産価値的には安定する傾向にあります。
僕も中古ゲームから全てが始まっている
僕はeBayという海外のオークションサイトから転売を始めました。
いや、最初は輸入を少しやっていたんですが、あまりにも上手くいかなくて尻尾を巻いて逃げ出し輸出に移行したという感じです。
あまりにも黒歴史なので危うく記憶から消去しかけていました。
そのeBayでポケットモンスター緑というゲームボーイのソフトを販売したんですね。
確か近所のブックオフかハードオフで100円か500円で仕入れたものだと記憶しています。
それで販売履歴などで相場を調べてみて30ドルくらいで販売をしてみました。
即決にしていたのですが即日売れました。
2千円近い利益が出たことに興奮したのを今でも覚えています。
この始めの成功体験が僕に自信を与えてくれて、後の転売を継続する源泉となったのです。
まぁトントン拍子に上手くはいかないんですが、なんとかかんとかで今の今までやってこれました。
eBayで取引されるレトロゲーム
eBayは日本人であっても日本から気軽に出品が可能です。
英語というハードルの高さを感じますが、やってみたらヤフオクと大した変わらないような感じです。
最近のヤフオクも取引メッセージなんて殆どありませんが、eBayも取引にメッセージは殆どないです。
そのeBayでは『super famicom』というタイトルが付けられ発送元が日本、そして中古状態という絞り込んだ検索をしてみると30日間で約1600商品が実際に売れています。
その取引総額も700万円近いです。
そのどれもが日本語版のゲームなのです。
つまり日本語版のレトロゲームでも沢山売れているということになります。
しかし、
日本で売るよりも高く売れて利益がでなければ面倒をする意味がありません。
そこを検証してみます。
eBayでレトロゲームを売ったら利益はどれくらい出るのか
僕が以前に沢山売っていたものにロックマンX3というソフトがあります。
eBayで過去30日でどれくらい売れているのか調べてみると約50個売れていました。
箱なしのカートリッジのみの状態で平均して相場は28ドル程度かなと思われます。
eBayの手数料は高めなので約17%として現在の通貨1ドル=110円で計算をしてみます。
すると手数料を引いて日本円にすると2,556円です。
こちらカートリッジのみだと重さは150gもないですからSAL便などの安い国際郵便を使えば280円でアメリカまで送ることが可能です。
そして肝心の仕入れはamazonを見ると1,400円以内で仕入れることができます。
ヤフオクなどでは1,300円程度で仕入れることもできそうです。
まぁ1,400円の仕入れとして手数料を引いた2,556円から送料、仕入れ値を引いても800円程度の利益が出ることになります。
これは利益の金額としては非常に少ないのですが、個数を多く売っていくということを考えたらまずまずの金額になっていきます。
中古ゲームせどりの仕入れ場所
例えばスーパーファミコンのソフトというふうに絞り込んでいくと実際に頻繁に売れるタイトルというのは限られてきます。
そして売れるゲームタイトルをエクセルなどでリストアップしていきます。
そのタイトルとできれば相場も入れてください。

適当に記入をしていますが、こんな感じにですね。
計算式を組んで得たい利益率から仕入れ値の分岐点も設定しておくと良いと思います。
そうしてゲームタイトルを増やしていきます。
ちなみにレトロゲームも箱ありと箱なしでは相場というのは大きく変わりますからご注意を。
で、販路をeBayとして考えたときに、このような自分のリストを作っておけば、この仕入れ値分岐点で仕入れが可能な場所は全て『おすすめ仕入先』ということになります。
この分岐点より安く変えるのであれば近所のリサイクルショップでも良いし、amazonでも良いし、メルカリやヤフオクでもなんら問題ないのです。
メルカリやヤフオクの良いところは、まとめで安く売られていることがあるということです。

メルカリ

ヤフオク
こういった『まとめ売り』を買ってバラで売っていくというのも悪くはありません。
最初のうちは労力、手間で稼いでいくようにして、徐々に効率化を図っていくほうが個人的には良いと思うんですよね。
なんか『自動化』とか『外注化』とか『ツールで勝手に』みたいな楽ができるみたいなのって非常に魅力的なんですが初心者の知識、経験がない状態でそれを実現するのって大変です。
最初は泥臭くやっていくほうが個人的には良いのかなと思います。
おすすめの販売先はeBay
販路はeBayが良いと思います。
その理由には市場が大きいというのもあるのですが、やっぱり抵抗を感じるところが良いですよね。
「えっ海外に商品を販売するのって..なんか知らないけどヤバそうじゃない?」
みたいな抵抗感。
僕も最初はやっぱり抵抗がありましたね。
英語できないし、郵便事情が悪くてまともに荷物が届かないって聞いたことがあるし。
本当に大丈夫なのかなって思っていました。
でも実際にやっていると人から聞く話と自分で確かめるのでは明らかに違いますね。
荷物も真面目に届きますし。
そりゃたまにトラブルもあるけど、それは国内で販売していてもトラブルは同じように起こりますし。
何が言いたいのかというと、やはりライバルが少しでも少ないほうが良いです。
eBayも昔よりは人気が出てきて敷居が低くなったので参入者も増えましたが、それでもチャンスは大いにあります。
後発組といっても十分に勝機はあります。
とく後発組はダメだみたいなイメージありますけど、じゃあこれからオープンする後発組のラーメン屋さんはどうなのかっていう話なんですよね。
これからオープンする歯医者や美容室。
それらは全て後発組なわけですが生き残るとこもあれば人知れず去る店もある。
逆に先発組のはずの昔からある店が潰れるなんてことも日常的にあるわけです。
だから後発だから稼げないとか、そんなことは深く考えなくても良いと思います。
そもそも本当に美味しい話は僕たちの耳には入ってこないということを理解しておくべきですね。
ここで話している中古ゲームせどりの話も全然美味しい話じゃないです。
だって泥臭く稼いでいきましょうよなんて話をしているわけですから。
何かの権利を買って毎月何もしなくても配当金が入ってきますみたいな要素なんてゼロです。
労働収入で頑張りましょうという類なわけですから、美味しくともなんともない。
しかし、正しく地道にやっていけば十分に稼いでいくことができ現在の給料を上回る収入を得られる可能性も秘めているのも事実です。
話がそれましたがeBayという場所は少なくともレトロゲームは日本で売るよりは高く売ることができる場所です。
せどりは安く仕入れて高く売れる場所で販売して、その差益を得るというビジネスです。
高く販売できそうな場所を見つけることが肝要なのです。
つまり高く売れる場所があるなら別にeBayに固執しなくても大丈夫なのです。
ちなみにeBayでの販売についてステップバイステップで知りたいという場合は以下の記事を合わせて読んでいただくことでゼロから入金までの流れが把握いただけると思います。
得たい収入をコントロールするために
パレートの法則、80:20の法則などと言われるものがあります。
例えば2割の優良客が会社の8割の売上を作っているとかです。
これは色んなことに当てはまってきます。
先ほど自分のリストを作っていったほうが良いという話がありました。
その際にパレートの法則を意識してみてください。
ゲームタイトルは沢山ありますが、実際に売れている商品のその殆どは少数の商品に偏っているということです。
同じ商品が繰り返し売れているのです。
そうするとロックマンX3は月に50個でマザー2は月に29個で・・などと予測が立てられます。
eBayで売れている個数全てを独占できるわけはありませんが、月50個売れているのであれば自分が適正価格で販売していれば4個は売れるとか。
そういった細かい予測を立てていけば月の販売数もある程度は出せていけるわけです。
そうしたシュミレーションと自分の目標収入をすり合わせて出していく感じです。
目標を達成するためには何個売らなければいけないから何個仕入れなくてはいけないという具体的なプランが見えてきます。
泥臭いですし面倒ですが、そこに初心者でも稼げる秘訣があるわけですね。
一緒に頑張っていきましょう。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
感想や質問がある場合は以下のコメント欄にお願いします。
必ず目を通して返信をさせていただきます!
コメントを残す