eBay輸出で価格競争を回避して稼ぐためのリサーチツールテラピークとは

富澤です。

今日は1円単位で競い合うライバルを横目に自分だけは価格競争から抜け出し密かに稼ぎ続ける方法について解説をしていきます。

そのためにeBayのツールとして有名なテラピークも使いながら解説していきます。

基本的に価格の競い合いの螺旋から離れ高い利益を確保していくには

  • 市場の天井
  • 市場の細分化
  • 差別化

という3つの要素を理解する必要があります。

安心してください。

じっくりと解説していきますし、難しいことはありません。

この記事内で高利益を実際に見つけて公開しますし、その要領を掴むだけで自分が実際にリサーチしていても同様に高利益商品を見つけることが可能になります。

ただ、今日お話する内容を知らないまま..あるいは理解しないままにeBay輸出を進めていても正直なとこ行き当たりばったりのラッキーパンチを待つのみのビジネスになってしまいます。

eBayで価格競争は何故起こるのか

eBayのみならずamazonなどでも日常的に起こっていて人々の頭を悩ます価格競争。

この競争が起こるメカニズムとしてはシンプルな話ですが、人気のある商品を多くの人が売るから起こるという性質を持っています。

例えば、eBayでニコンのある機種のカメラが月間で100個売れるとしましょう。

つまり、そのカメラは100個の需要があるということです。

これに対して、そのカメラをたった一人で販売していれば、その一人が100個を売ることができます。

ところが後から参入してくる人が増えたら100個のシェアを分け合う結果となります。

もし同価格であれば50:50の割合で売ることになりますね。(単純な計算)

ところが後から3人、4人と増えてきたら綺麗にシェアを分け合うことができるでしょうか?

おそらくもっと安くして自分だけ多く売って利益を増やしたいと思う人が増えるはずです。

そうなると価格が徐々に下がっていきます。

そうなると今度は他の販売者も「あれ?売れなくなってきたな。やはり価格を安くしなければ」となり競争が起こります。

この時に重要なのが『需要は決まっている』ということです。

例に挙げたカメラは月に100個という設定をさせていただきました。

これが価格をどんなに下げたとて大きく需要の数は上がりません。

あなたも興味が1ミリもないものが「安くなってお買い得だよ!」と言われても興味がなければ1円も払いませんよね。

需要自体はそこまで大きく変動しないということなのです。

それに対して供給が増えて限られた需要を奪い合うので競争が生じるということ。

ジャンル、物によって需要の大小は異なるものの大体の数というのは決まっています。

eBayの価格競争を避けて稼ぐ

それでは価格の競争から抜け出して賢く稼いでいくにはどうしたら良いのか?

冒頭でもお話をしたのですが、市場の天井と細分化そして差別化が必要になってきます。

もし、あなたがeBayの過去落札履歴ばかりをチェックして片っ端から日本とeBayの価格差をチェックしては出品しているのであれば、その方法は完全に無駄とは言いませんが、ある種のラッキーパンチ待ち状態と言われてしまっても仕方ありません。

確かに、過去の落札履歴から利益が出る商品を見つけることは可能です。

ただしそれはコントロールできているのか?ということが疑念です。

つまり自分が見つけようと思った時に何度も何個も見つけることができるのか?ということです。

自分が望んだ時に利益(高利益)が取れる商品がすぐに見つけられるようになったほうが精神的にも楽になると思うのです。

その手段は極めて難しいことではなく、全体像を掴めれば即応用が可能です。

その手段は今からステップ・バイ・ステップで解説しますので安心を・・

eBayの中の市場を決める

eBayと一括(ひとくく)りにしても実に多くのジャンルで多くの商品が売られています。

この図のようにeBayの中に複数のカテゴリー(市場)があって、更に市場の中に多くの商品があります。

大抵の場合は、この『商品』のみにフォーカスをしてしまうのですが実はその前段階にあるカテゴリーから意識をしていくことも肝要です。

カテゴリー自体にどれほどのポテンシャルを秘めているのか?

つまりそのカテゴリーはどれくらいの金が動いていて天井はどの程度なのかをざっくりでも良いから知ることは大事です。

もし良い商品を見つけたとしても、そのカテゴリーの天井(取引総額)が低ければ、すぐに天井まで行ってしまい、稼げる金額にもストップがかかってしまいます。

基本的には天井が高い市場を狙うことが大事なのです。

例えば、そのカテゴリーの天井が1,000万円だったとしましょう。

そのカテゴリーで10%のシェアを獲得しても100万円までしか稼げません。

ところが他のカテゴリーで天井が10億円の市場があったとします。

そこで1%でもシェアを獲得できたら1,000万円です。

価格競争のメカニズムでも書いたのですが需要というのは、ある程度決まっていて、その中から販売者がシェアを奪い合うような格好になります。

そもそもの市場規模が小さいとあまり稼げないということですね。

まぁニッチという概念もあって競合が手を出さない小さい市場を攻めるという方法もあるのですが、個人的には大きな市場の中のニッチを見つけて攻めたほうが早いし稼げると思います。

ということで市場と商品単体の需要や天井、規模などを計測するのにテラピークが早いので、こちらのツールを用いて説明をさせていただきます。

高利益を発掘するテラピークを使ったリサーチ

ここまでで市場規模であったり、商品自体の需要を知ることが重要であるということを説明させていただきました。

https://www.ebay.com/v/allcategories

このリンクはeBayの中の全てのカテゴリーリストですが膨大な数のカテゴリーがあります。

実はこのカテゴリーがあるという時点でそこそこの市場規模があるということなんですよね。

例えば僕はバスフィッシングに強烈にハマっていた時期がありますので『釣り』の市場を見てみたいと思います。

キーワードを何かしら入れないと検索できませんので『Japan』と入力してカテゴリーはフィッシングに設定をして90日間で検索をかけてみました。

検索条件:
キーワード=Japan
発送元  =日本
カテゴリー=フィッシング
検索期間 =90日間

この設定で調べてみてJapanとタイトルに入った商品だけで90日間で8千万円を超える商品が取引されています。

つまり、これ以上のポテンシャルを秘めている市場ということですね。

市場的には、そこそこ大きいことが分かりました。

ではこの市場を深く入っていくとして、ピンポイントで商品を見つけていきたいのですが、何個かキーワードが欲しいところです。

そこで、ここに来て過去の落札履歴を見ていくことになります。

この一覧を見ていくと分かりやすい共通点があるのですが、リールが非常に多いです。

確かに海外発送で大きさのかさばる竿よりも小さいものを売りたいという心理はよく分かります。

ということで圧倒的な共通キーワードである『reel』で再検索をしていきます。

検索条件:
キーワード=reel
発送元  =日本
カテゴリー=フィッシング
検索期間 =90日間

すると・・

リールだけの市場で1億を超える金額が取引されています。

90日でこの数字なので年間で4億近い数字の市場であることが分かります。

リールだけで。

もう少し深く入っていきたいのでリールから更に細分化をしていきます。

落札履歴を見ていくとリールのみで絞り込むと共通して出現するのが

  • electric
  • spinning
  • bait

といった3つのキーワードが頻出します。

日本語に変換すると『電動リール』『スピニングリール』『ベイトリール』ということになります。

それぞれ使われ方やシチュエーションが異なります。

釣りも奥が深いのです。

さて、それではelectric reelで細分化して調べてみたいと思います。

ちなみに電動リールで90日間で3千万以上の売上はあるようです。

ここまで絞り込んで検索をかけて落札履歴を見ていくと同じ商品が頻繁に出てくることもあります。

例えば上の画像で言うと『dendou maru 3000』というのが2回程売れています。

それでは今度は『shimano dendou maru 3000』で検索をかけてみるとしましょう。

電動丸という商品だけで1000万円を超える取引がありますね。

ちなみに全て『中古』の商品状態です。

こうして一覧で見ると型番がちょっと違うものもあったりして全てが同じ商品ではないことが分かりますが、赤い電動丸が比較的、高く売れていることが見て分かります。

では、この赤いリールっていくらで日本で売られているのか?

それを調べたいのですが、全て中古の状態で売られているので日本の仕入れ先としてヤフオクを見てみることにします。

だいたい15,000円程度で買うことができそうですね。

eBayでは平均260ドル+送料30ドル前後で販売されています。

手数料もろもろ17%程度を引いて1ドルを110円で計算すると26,477円の入金です。

15,000円で仕入れてEMSで送って・・1万円程度の利益が出るのでは?というのが個人的な見解です。

ただし、ここで「でも、この電動リールって俺知らないし・・」という意見もあるのではないでしょうか?

知識という差別化が強烈なパワーを持つ時も

僕はたまたま釣りをしていたのでリールという単語を知っていたし、釣りが人気あるということも分かっていました。

これまでに紹介した電動リールは一種の家電みたいなもので、通電してあれこれと動作確認をする必要があると思います。

実はこれが一種の差別化になるのです。

「ちょっと面倒臭そう」「自分には分からない」と感じて手を出さない人が多いということは参入障壁になるということでもあります。

そもそもeBayが稼げるというのは海外販売という参入障壁があるからですよね。

これが『誰でもできる』という感じであれば、そこに障壁がないので競争は激しく激化します。

確かにeBayでも参入者は増えているものの、それでも稼げるのはまだ参入障壁を感じて手を出せないでいる人が圧倒的に多いからなのです。

その中でも誰でも売れる物というのは競争が激しいです。

特に新品の商品は状態が均一なので素人でも手を出せます。

ところが多少の知識が必要な分野では素人は臆病風に吹かれて手を出しません。

安全を進んでいくのですね。

ここが分かれ道となると僕は思っています。

ほんの少し自分が知らない分野に手を出して知識を蓄えて成長していく。

その分野をクリアすれば他のジャンル、市場に参入することもできますよね。

はじめから分かっている方が無理です。

最初は皆が初心者だったのでヨチヨチ歩きから走り回れるようになって自転車に乗れるようになり車に乗れるようになる・・

こういった感じで成長をしていくのだと思います。

eBayで販売することも然(しか)りです。

この記事では電動リールに行き着きましたが、ギターやカメラ、ブランド物なども多少の知識が必要な分野です。

でも需要は極めて多い市場だと思います。

「自分は知らないから」と簡単に諦めてしまっていては目の前に転がるチャンスを見過ごす感じになってしまい、もったいないですよね。

試しに安いのを買ってみたらいいです。

カメラでもリールでもいいです。

ネット上に転がる説明書などを読んで操作方法を覚えたり、何が損傷しているとマズイのかとか・・

商品が変わっても操作方法などのポイントは変わらないことが多いです。

少しづつでいいので『知識』を付けていくことを意識してみてください。

それすらも放棄する人は稼げないと思います。

だって『そんなことをしなくても楽して稼ぎたい』という根っこの思いがあるのだから。

テラピークを使ったリサーチのまとめ

ここまででしたことは

eBayという大きな場所の中のカテゴリー(市場)規模を見積もりして、そこから更に商品規模にまで絞っていきました。

ブランド物ひとつとってもヴィトン、シャネル、エルメスとありエルメスの中でもバッグ、スカーフ、アクセサリーなどとあります。

商品を絞っていく段階では『キーワード』というのがヒントになっていたと思います。

何度も出てくるキーワードというのは何かしらの意味があると思います。

それでキーワードを組み合わせていくことで細分化をすることができ利益を生み出す商品にまで最短距離でアプローチが可能になります。

ここでは割愛をしましたが電動リールで他の機種でも5千円以上の利益を見込める商品は何個もありました。

そういった物をスプレッドシートなどでリストアップしていくと良いです。

あとはヤフオクのアラート機能にも設定しておくと尚いいです。

狙った機種の型番などでアラートをかけておいて新規出品がされたら仕入れ対象になるという感じですね。

やはり『仕組み』を作るというのは継続をする上でも大事なことです。

テラピークを使わなくてもできるとは思いますが、『どれくらいの金額を見込めるのか?』というのがひと目で分かるという部分が優れていますのでトライアル期間だけでも使っても良いと思います。

以上。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

感想や質問がある場合は以下のコメント欄にお願いします。

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5 件のコメント

    • さーこい様

      コメントありがとうございます!

      今後もお役に立てる内容を
      提供できるように努力いたします。

      ありがとうございます。

      富澤

  • 需要と供給が大事なのだと
    解りやすい解説で、勉強になります。
    自分は、ご指摘の通り過去の落札履歴を調べて、価格差をリサーチ
    していたのですが、価格競争に巻き込まれたり
    無在庫で重量が予想よりあって赤字になるケースが多いです。
    自分が出品するジャンルをある程度、絞った方が稼ぎやすそうですね。
    フィギュアやゲーム中心に今は無在庫で出品していますが
    今後はカメラやオーディオ、釣具なども出品出来るようになりたいです。

  • 以前、無在庫販売をしていたことがありました。
    忘れていたころ、2個売れました。ですが、仕入先先の原価がいつの間のか上がってしまい
    結局キャンセルした苦い経験しかありません。その時は分かりませんでしたが
    みすみす、チャンスを逃していたんですね。
    富澤さんのチャンスに切り替える思考能力はすごいです。
    もう一度ebay輸出に真剣に取り組んで行きます。
    よろしくお願いします。

    • 菊池様

      はい、真剣に取り組んでみましょう!

      質問などありましたら
      いつでもコメントやメールをくださいね。

      頑張っていきましょう!

      富澤

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