富澤です。
この記事ではetsyで販売した場合にかかる手数料について解説します。
結論から言いますと、
- 出品料=1商品0.20USD(米ドル)
- 販売手数料=5%
これがetsyの手数料です。
まぁこれで解説はほとんど終了なのですが、更にかかるコストやペイパルの手数料も発生しますので、そこらへんについて解説をしていきましょう。
etsyの出品にかかる手数料
先述したとおりで、出品は無料でなく0.2ドルの手数料がかかります。
売れようが売れまいが手数料が発生しますので、そこは理解しておきましょう。
etsyの場合は出品したら4ヶ月間は出品され続けます。
この間に売れなかった場合は設定にもよりますが、更に出品を続けるか取り消しにするか選ぶことができます。
4ヶ月が終わって自動的に次の4ヶ月も出品し続けるを選択すると、そのタイミングでまた0.20ドルがかかります。
で、etsyは手数料が独特で『JCT』という消費税が手数料に加算されます。
つまり出品手数料が0.2ドルですが、そこに対して8%の消費税もチャージ(請求)されます。
0.20の8%は0.016なのですが四捨五入で0.02ドル加算です。
つまり正確に言うと1商品出品したら0.22ドルということになります。
etsyの販売手数料(取引手数料)
もし出品した商品が売れたらいくらの手数料がかかるのかということです。
こちらも冒頭で書きましたが基本は5%です。
ebay(イーベイ)は10%なので少し安いですね。
以前は3.5%とかだったのですが値上げした模様です。この先も上がる可能性は十分にあるでしょう。
というかまともにいったら上がること間違いありません。
amazonやヤフオクなども手数料はジワジワ上げてる歴史があります。
さて取引手数料は売れた時点で発生するコストですが、こちらは送料にも手数料がかかります。
また先程同様にかかった手数料に対して消費税(JCT)も加算されます。
少し例を出してみましょう。
商品代金180ドル、送料20ドルの商品が売れたとします。
合計で200ドルということですが、
商品代金:180ドル=手数料9ドル、消費税0.72ドル
送料 : 20ドル=手数料1ドル、消費税0.08ドル
とういことになり合計で10.8ドルが取引手数料&消費税としてetsyに支払わなければいけないコストになります。
消費税が計算を複雑にして邪魔くさく感じてしまうのですが、実際に引かれてしまうコストになりますのでスルーはできませんね。
PayPal(ペイパル)の手数料
etsyの売上は基本的にPayPalで受け取りをします。
PayPalは調べてもらったら分かるのですが決済会社ですね。
ebayで販売をするときも使ったりしますので個人輸出には必須のものです。
で、etsyで売れたり手数料を支払う場合はこのPayPalを使うわけです。
ただこのPayPalは手数料がかかります。
海外のお客様を介して資金を受け取る場合は『4.1%+40円』が手数料です。
意外と高いですが、まぁ決済を代行してくれるところの手数料はこんなもんですね。
お金が動けば利益が生まれる手数料ビジネスは本当にすごいですよね。
話がそれましたが、上記の手数料が売上を受け取った時点で発生するコスト。
受け取った売上はPayPalのアカウントに蓄積されていきます。
これを日本円にするにはPayPalから登録した自分の日本口座へと出金しなければいけません。
このときにもコストというか手数料が発生してしまします。
まずは5万円未満は250円の手数料。
そして更に為替手数料がかかってきます。
ここらへんを正確に出すのは難しいのですが、1ドルにつき2〜3円程度の手数料がかかります。
「ドル円」でGoogle検索すると最新のドル円チャートが表示されます。
この金額から平均して2〜3円少なく計算されて日本の口座に入金されるわけです。
1ドルが100円だったら97円〜98円で計算されるみたいなイメージですね。
約3%くらいの手数料になります。
なのでPayPal単体で約7%くらいが手数料としてかかると思っておいたら損はないと思います。
このPayPalの手数料について過去に記事にしているので、そちらも合わせて読んでいただくと理解が深まると予想されます。
etsyとPayPalでトータルで12%〜13%は手数料がかかると想定しておくのが個人的には良いのではないかと思います。
計算が手間なのですがビジネスとして取り組みならば避けてはいけない部分ですから、しっかりと計算して損をしないようにやっていきましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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