富澤です。
先日、ヤフオクからメールが届いており、その内容は『出品制限』を知らせる内容でした。
ヤフオクでは中古品をメインに常時、100商品以上を出品していたのですが、それらは全て取り消され新たな出品もできない状態となりました。
出品制限になる原因として色んな要因があるわけですが、今回僕の身に起こった出品制限を体験的にまとめ、解除までのプロセスをシェアしていきたいと思います。
もくじ
ヤフオク出品制限になった原因を理解する
まず、出品制限という処置を取られてしまった原因を理解しなくては解除というゴールまで突き進むことはできません。
「なんで出品制限に?ヤフオク最悪!」
と感情的になるかもしれませんが、それは何らかの形でガイドラインに触れていた可能性が高いわけです。
日本に住む以上は日本の法律を守って生活をしていかなければいけないようにヤフオクで販売をするにもヤフオクの制定するルールは守らざるを得ません。
僕の場合は出品NGな商品を出品して、その商品が取り下げとなり、そこから出品制限まで発展していきました。
流れとしては、
- NG該当商品の取り消し
- 出品制限メール
- 出品していた商品が全部取り消し
- 再出品不可能
といった感じです。
こうなって始めて「なにがまずかったのかしら?」という感じになり、ガイドラインをまじまじと読むわけですね。
読んでみて「なるほど、この部分に引っかかったんだな」と僕は理解ができました。
中には本当に身に覚えがなくて、どうして出品制限になってしまったのかと頭を悩ませている人もいるようです。
何を隠そう僕も出品制限になってGoogleで検索しまくって原因と解決策を調べに調べました。
すると「理不尽だ!」と嘆く人もいれば、知恵袋で質問をする人など色々な困惑する人を見ることができました。
僕も困惑しましたが、これまでamazonのサスペンドとか味わってきただけに変な落ち着きがあり冷静でいられました。
とにかく、出品制限になった原因をまず理解しなければいけません。
もし、出品制限をかけられる前に出品取り消しになった商品があれば、それが原因となっている可能性があるので、その商品がガイドラインに引っかかってないかを確認しましょう。
そういった取り消しもなく、本当に原因不明の場合はガイドラインを読み込んでみましょう。
もしかすると、これではないかと推測ができるかもしれません。
本当の本当に分からない時は・・聞くしかありません。
「私の何がダメだったのでしょう?」・・と。
ヤフオクカスタマーサービスに謝罪文?
原因が分かっていたら話は早いです。
出品制限を知らせるメールに必ず『▼ヤフオク!で出品されている方はこちら』という文章の下にリンクが貼り付けられているので、そこからコンタクトフォームに進みます。
そして、弁解文を書いて送ります。
僕が出品制限について調べていると「ただただ謝罪しろ!」みたいな記述が多く見られました。
しかしながら、お言葉ですが・・
自慢ではありませんが、amazon、ヤフオク、メルカリで数々のアカウント停止を頂戴してきた私の経験からすると謝罪したから解除になるというのは稀です。
確かに何らかの形でガイドライン違反をしたことの謝罪も大事ですが、改善策と再発防止策も提示しなければいけません。
amazonのアカウント停止(サスペンド)では必ずそういった再発防止策の設問が用意されています。
ヤフオクも同様だと考えています。
出品制限というのは、どちらかというと処分としては軽いほうだと思いますので、解除のチャンスが残されています。
これが停止や削除だったら絶望的ですが制限程度で済んでいれば可能性はあります。
それだけに解除をしてもらうためのプレゼンをしなければいけないのです。
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ガイドラインを熟読してヤフオクのポリシーを理解した。
私のここが認識が甘かった、こういった部分が違反していた。
ガイドラインを読んだことで、今回だけでなく過去にガイドラインに違反していた(しそうな)出品もあったことが判明した。
こうした部分は謝罪の部分になります。
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そして、
今後はこのようなことが起こらないように、以下の対策を考えました。
1,ガイドラインに順守した出品物のみを出品する
2,出品物にガイドライン違反がないか1日に2度確認する(9時、17時)
3,◯◯をする
みたいな感じですね。
この辺りは該当する違反によって対応策は異なると思います。
そして、今後はヤフオクのガイドラインに順守して利用していくことを伝えることで弁解文は良いと思います。
- 今回の出品制限となった原因の理解
- 今後、同じことが起こらないように防止策の提示
- 今後はガイドラインに遵守することを主張
この流れが良いと思います。
カスタマーサービスからの返信はどれくらいかかるのか
基本的には、こちらからアクションを起こさない限りは何事もなく時間は過ぎ去ります。
先ほどの弁解文を送ることで時間が流れ始めます。
僕は今回、弁解文を送信してから27時間後に返信がありました。
内容は以下のような感じです。
返信にお時間をいただきまして、大変申し訳ございません。
お客様におかれましては、事業者の方によるサービスの利用と判断
し、
出品の制限を行いました。※個人としての利用であっても、反復継続した出品など、利用状況
によって、
事業者に該当する場合があります。なお、ヤフオク!ガイドライン細則にも記載のとおり、
〜省略〜
また、このたびの措置についてご理解いただき、今後ガイドライン
を
順守した利用に同意いただける場合は、あらためて本メールへの返信で
その旨をお知らせください。ご理解いただき、同意いただける旨をご連絡くださった場合は、
制限の解除について検討いたします。※ご連絡いただくことで、必ずしもご利用の制限が解除されるもの
ではございません。 弊社での検討の結果、利用制限が解除された場合には、その旨をお
知らせする
通知メールがお手元に届きます。評価欄の表示が評価ポイントの表示に
戻りますので、あわせてご確認くださいますようお願いいたします。 以上、よろしくお願いいたします。
このようなメールが来て僕は「へっ?」と思考が止まりました。
僕はてっきり出品した商品がまずかったのだとばかり思って弁解文には該当商品を出品したことのみを反省して対応策を提示していたわけです。
挙句の果てにはガイドラインを熟読したとまで声高らかに書いていました。
それが論点が実はズレていたのです。
恥ずかしいのなんのって・・
つまり、僕の場合は『事業者』として出品を繰り返していたことが問題だったというのがカスタマーサービスの言い分になるわけです。
事業者としてヤフオクを利用してはダメなの?と更にグーグル検索をして調べていくと確かに、ダメな記載がありました。
消費税の納税義務を負う方(消費税相当額を徴収される免税事業者の方を含みます)は、上記の利用登録手続きでは出品できません。ヤフオク!ストアとして出品してください。
ヤフオクヘルプより
「いやでも、ストア登録せずに出品を繰り返しビジネスとして取り組んでいる人は無数にいるじゃん」と思いました。
しかし、こんな根本的なルールがあったとは知らなんだ。
ちなみにストア登録をすれば良いわけですがストア登録の審査は非常に厳しく通らないことが多いです。
僕も何度かアプローチしていますが審査に通りません。
審査基準についても一切非公開なので誰もストア審査突破のノウハウは知らないのです。
困ったものだと思っていましたが、とりあえず出品制限を解除してもらうためにはメールにあったようにヤフオクガイドラインに順守することに同意しないと始まりません。
そこで僕は同意することにしました。
そして、同意する旨のメールを返信して数日後に解除するというメールを受け取り、無事に出品制限の解除となったのでした。
ヤフオクの出品制限解除までの期間
僕が解除されるまでの時系列をまとめますと、
木曜日AM10時に出品制限を告げるメール
↓
木曜日PM4時に弁解文のメールを送信
↓
金曜日PM5時に当記事引用の文章でヤフオクから連絡
↓
金曜日PM8時にヤフオクガイドラインに同意することを返信
↓
日曜日PM4時に出品制限を解除するメール、同時に出品制限の解除
このような流れとなりました。
土日はカスタマーサービスは休みと思っていましたが、日曜日の夕方に解除されましたね。
また、出品制限になった原因次第ではここからまた何往復かのメールでのやり取りや必要情報の提示などが必要になることが予想されますから長期戦も考えられます。
出品制限になった瞬間に考えられる次の一手
僕が出品制限になった旨のメールを受け取った時に考えた選択肢は2つでした。
- 出品制限の解除に全勢力を傾ける
- 新規アカウントの作成
評価数も4千を超えていて出品マスターもダイヤモンドまで頑張っていたアカウントです。
それだけに解除したいという思いも強かったのですが、こうした措置は大抵の場合は解除とはならないことも経験済みでした。
それだけに新規アカウントで再スタートを切れるように準備を同時に始めておきます。
新規アカウントに出品制限で取り下げとなってしまったデータをコピペして状況次第ではすぐに再出品できるようにしておきました。
起こったことをクヨクヨと考えている時間も勿体無いのでダメだった場合の舵取りもしていかなければいけません。
噂によるとダメになったアカウントとの関連性があると新規アカウントも閉鎖に追い込まれるというのを聞きました。
完全にアウトになった場合は新規アカウントもIPアドレスを変えるなどの小細工が必要になるかもしれません。
これを読んでいるということは、出品制限になってしまった方が読んでいることが予想されます。
どんなに言葉を尽くしてもダメな時はダメだし、大した弁解文を書かなくても解除される時は解除されます。
大事なことは『リスク分散』と『切り替えの速さ』だと感じています。
販路を一つに絞り込んでしまうと、その場所がダメになった時にお金の流れが断たれます。
起こったことを悔やんでも時間が流れるから次の行動を考えたほうが良いです。
今回、僕自身が予想もしなかった出品制限という措置をもらって改めて考えさせられました。
あなたの解除も祈っています。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
感想や質問がある場合は以下のコメント欄にお願いします。
コメントを残すということは自分の頭の中の整理、つまりアウトプットに最適です。
アウトプットは記憶の定着にもオススメなので、せっかく覚えたことを忘れないためにもコメントを残してくださいね。
こんにちは。
ヤフオクの出品制限を受けた記事を拝見して、大変為になりました。ありがとうございます。
私もおとといの木曜日に出品制限となり何が理由かわからず色々調べているところでした。
謝罪文の事などの事は色々出ていたのですが、不安な中ヤフオクからどれぐらいで返信がくるものなのか知りたくて検索してこちらの記事を見つけたのですが、事業者の方によるサービスの利用と判断し、出品の制限を行いました。というやフオクからの返信文を見て心底驚いています。私も全く別の理由だろうと目星をつけて謝罪文のメッセージを送ってしまっていたので、もしこれが違反なら私もそれではないかと思いました。
大量に出品して同じ品を何度も繰り返し出品しています。それが違反とは知りませんでしたが、出品を繰り返しビジネスとして取り組んでいる人は無数にいるじゃん!とまさに富沢様と同じ感想を持ちました。
ただ、それが駄目ということなら従うしかありませんし、全然違う理由だと思って謝罪文を送ってしまってどのような返信が来るのかと思っていますが、それでも富沢様は解除になったと知り、もちろんだからといって私が解除されるかはわかりませんが、そのケースが有るという事と、返信が来るだいたいの時間も(もちろんこれも個々で全く違うと派思いますが)不安を軽減できる情報で、本当に今の私には救いになりました。
そして、色々悩んでいても何も先に進まないので次の手段を今のうちから考えるべきというのも励ましになりました。
ひとつお伺いしたいのですが、今回のような理由で制限になった場合、同意して解除をしてもらっても、もう同じように繰り返しの出品や大量出品ができないと思います。解除はして欲しいですが、指摘されたことを守って出品となると同じ品は2度と出品出来ない、出品数も大量に出来ないとなると、ある意味ヤフオクで出品している利点がなくなってしまうのですが(私の品は100円、200円など小額で、その代わり複数購入される方が殆どでおまとめ機能があるヤフオクに利点を感じています)ストアの審査が通れば一番良いのですが、このまま制限解除の許可も出なければストア申請すら出来そうにありませんし、富沢様は制限解除後、どうされたのかなとその後を差し支えなければ伺いたいです。
長々とかいてしまい、質問までしてすいません。
tomoko様
コメントありがとうございます。
制限かかってしまいましたか・・
「事業者の方によるサービスの利用と判断し、出品の制限を行いました。」
これ意外性がすごいありますよね。
ダメだったんかいなと・・
制限後に僕がどうしたのかというと
以前のままでやっているという
性懲りもない感じでございます。
扱う商品が中古の一点物であるという面からも
引っかかりにくいとは思っております。
ただストアにしておけば問題ありませんから
本気で取り組んでいるのであればストア申請を
されるのが一番確実だと思います。
僕もそろそろ横着をせずに申請をしようと考えています。
また質問、要望がありましたら
いつでもコメントorメールをください。
富澤
富沢様 昨日21日に出品している2000点以上が全て出品停止になりました。この2~3か月落札して支払期限切れが多く、落札者都合で削除していますが、中には6点落札して4点のみ支払、後の2件を入札していない、ヤフオクに訴えますのコメントをする方もあり、やむなく4点を発送して2点を削除しました。当然悪い評価が相手につきますが、その報復なのか、数多く違反申告をされました。違反申告は放置しておりましたところ、いきなり出品制限になり弱っています。過去にも違反申告を受けましたが、それは商品説明の訂正とか、誇大な表現を取り下げたりでそれなりに対応してきまして、問題はなかったのですが・・・いやがらせ、いたずらで違反申告されるのは困ったものです。今回貴兄のアドバイスで、ヤフオクに謝罪文と、今後の違反防止対策をメールしましたが、結果待ちです。新しいアカウント、IDの作り方がわからず色々調べているところです。とても参考になりました。
書き込み、返信を失礼します。
私もかれこれ、出品するすべての商品にご丁寧に違反申告が来ます。
反応すると相手の思うつぼと思い、なにもせず、一切無視をしておりました。
そうしましたら突然、出品制限が来ました。
よく見ますと、その中の一点に違反商品と思われるものがありました。
さらに他の方の同じ出品物も消されてるか検索してみたところ、削除された形跡もなく、
しかも、普通に落札されておりました。
私はピンときました。私の
想像ではありますが、違反申告された商品から優先してカスタマーはパトロールしているのではないか?
ということでした。ただ、あくまでも私の推測ではあります。
なので、結論から言いますと、この違反申告、いたずらであっても中々厄介でくせものでもあるということです。
しかしながら、違反申告については、ヤフオクはだれでも平等に発することができる申告ということで、
これを、制限したり、システムを改新したりすることはないと思われます。
なので、違反申告来てしまったものは仕方ありませんが、知識としては厄介もので場合によっては、
足を引っ張っぱられかねない要因と覚えておいた方がいいのかもしれません。