富澤です。
ヤフオクを販売先として転売を考えた場合に『どういった物を売れば儲かるのか』と悩まれている方が多いです。
今回はそういった疑問にお答えしていきます。
結論としては『ヤフオクで儲けたかったら中古』というのが僕の持論。
その理由も含めて稼ぐために必要な具体的なノウハウも公開していきます。
もくじ
ヤフオクは今も充分に稼げる場所である
メルカリの登場によってヤフオクの影が薄くなったと感じる方は少なくありません。
僕もメルカリで初めて物を出品した時に30分くらいで出したものが売れて驚きました。
それから中国から輸入したものなどをメルカリで販売したりもしたのですが、時を同じくして転売アカウントの停止という対策が相次ぎました。
メルカリでは業者というのは歓迎されていません。
そういったこともあって僕はメルカリは現在は使っていませんが、メルカリは使い方次第で今でも充分に稼げます。
と、メルカリの話は置いておいて、今回はヤフオクの話です。
そんな影が薄くなったと思われているヤフオクかもしれませんが、実際は取り扱い額などの減少はなく堅調に推移しています。
つまり相変わらず多くの売買が日常的に行われています。
ヤフオクで売れるものの種類とは
ヤフオクというのはオークションです。
オークションをリアルで考えた場合にどのようなものが出品され高く売れているのか。
それは希少性の高い物です。
例えば江戸時代の皿、アンティークコイン、作家物の茶碗、絵画などですね。
人間の心理で「手に入らないものは高いお金を支払っても手に入れたい」と願うものです。
そんなオークションが原型となっているヤフオクなので高く売れているもの、活発に入札が入るものは希少性の高いものです。
また客層もメルカリなどでは若年層の女性が多いそうですが、ヤフオクでは40代男性が最も利用者として多いようです。
この年代になるとお金に多少の余裕が出る人もいますので、そういった方が子供の頃を懐かしんで超合金のおもちゃを買ったりしているわけですね。
このような話をしている理由としては、ヤフオクという場所の性質を理解しておかないと何を売れば良いのか?何をリサーチすれば良いのかが分からないからです。
オークションの原則:希少性の高いものが売れやすい
ヤフオクで売れるもののジャンルとは
ヤフオクに限らずカテゴリーというものがありますよね。
例えば以下の画像はヤフオクの大カテゴリーです。
この大カテゴリーを更に細分化していくと無数に小カテゴリーが枝分かれに増えていきます。
しかし、大まかに分けてこういった感じのカテゴリーが存在しています。
このどれを選択しても多くの商品が取引されているわけですから、どれを選んでも転売で稼ぐことは出来るでしょう。
僕がオススメしているのは誰かにジャンルを決めてもらうのではなくて、自分でカテゴリー(ジャンル)を決めたほうが良いということです。
どういうことかというと、例えばあなたがカメラが個人的に好きだったとしましょう。
カメラの操作方法や、どんなカメラが高いのかとか、そういったことであれば好きなら分かると思います。
しかし、僕がそうだったのですがカメラの知識がない人はシャッターの切り方も分からないし、電源を入れることすら四苦八苦します。
逆にバス釣り関係のタックルは僕はかなり詳しいです。
このようにすでに自分が興味のあることや知っていることを転売ビジネスで活かすのは効果的です。
これをリソースとも言います。
リソースとは資源のような意味合いになるのですが、ビジネスの場面では良く使われる言葉です。
会社組織でいうとノウハウ、人材、資金、知識、人脈、etc..がリソースに値します。
こうした自分たちがすでに持っているリソースをフル活用することで素早く稼ぐことができたりするわけです。
ところがリソースがないもの。
例えばネジを作る工場を経営しているのに、急に掃除機の営業を始めるみたいな、全くリソースがないことをゼロから始めると膨大な時間がかかりロスも大きいです。
ですから、自分の興味があることや知識がある分野。
こういったものがすでにあるのであれば、そのカテゴリーでリサーチをしてみると良いでしょう。
そうすれば『なぜこれが人気なのか』『なぜこれがこの値段なのか』などが高い理解度で進めることができると思います。
オススメジャンル:自分にリソースがある分野
ヤフオク転売を始めるにあたり特にリソースがない場合
と言っても多くの人は「自分には自信を持てるリソースがある!」と胸を張って言える人は少ないはずです。
安心してください。
僕も最初は生まれたての赤子のように知識も得意分野もありませんでした。
転売を実践していけば勝手に知識などは蓄積されていきますので、それでOKです。
ゼロから始める場合、最も早く稼ぐために僕がおすすめするのは『中古』を販売することです。
新品が売れないというわけではありません。
中国輸入した物をヤフオクで売るという方法で稼いでいる方もいますし、稼げると思います。
しかし冒頭でも書いたように希少性の高いものが売れやすいという性質を守ると必然的に中古になりやすいです。
例えば『懐中時計』というキーワードでヤフオクの過去落札履歴を検索してみます。
過去120日間で12,000以上の商品が売れています。
平均9,190円で12,594商品なので1億円以上の取引があることになりますね。
安いものもあれば最高で100万円のものもあります。
セイコーの懐中時計などは型番があって分かりやすかったりします。
そうやって相場を調べていくのが最初のステップです。
つまり『どんなのが売れているのか』→『それはいくらが相場か』→『それを安く仕入れるには』というプロセスで考えていきます。
懐中時計とタイトルが付いたもので、それなりに売れていることは分かりました。
ざっと見ていくと僕はある商品に注目をしました。
『セイコー 懐中時計 precision 15石』というものです。
状態などによって落札価格のバラつきはあるものの平均で8千円ほどです。
この商品はここらへんを相場として考えて『安く仕入れられないか』を次に考えてみます。
とりあえずメルカリあたりを覗いてみましょう。
同じものが出品されていて1,000円で投げ売りされていました。
拡大してみるとしっかりと盤面に
『SEIKO Precision 15jewels』と記載があります。
送料込みで1,000円です。
これを仮にヤフオクで販売すると安くなったと仮定しても最低でも5,000円でいけるんじゃないでしょうか。
手数料を差っ引いても3,000円以上の利益が出そうです。
このように目当ての商品が確実にあったら、それを探すのは楽になります。
仮にこの商品がリサイクルショップにあって3,000円で売っていたら、それが高いのか安いのか瞬時に判断できて仕入れの対象になるかも決断できます。
- 売れているものを調べる
- その物の相場を調べる
- それを探す
といったステップを踏むことで、今の自分が何をすべきかが分かるようになって迷わなくなるんですね。
ヤフオク転売の狙い目とは
この画像は僕が使っているヤフオクアカウントの売上受取のページのスクリーンショットです。
しっかりとヤフオクを使っているんだという証拠で掲載をしています。
僕なんかよりも遥かに稼がれている方も多いので偉そうになんてできませんが、狙い目ぐらいは語っても怒られないだろうと思います。
ということで狙い目について。
希少性と言っても、そんなに深刻に考えないでください。
僕が売っているもの全てが希少性の高いものが全てではありません。
ただ99.9%中古品です。
しつこいようですが、狙い目は中古品です。
新品はamazonとかよりも気持ち安く落札されてしまう傾向にあります。
ちなみにヤフオクを仕入れ先として使って他の場所で転売するというのもオススメで特にeBayあたりは良いです。
eBayをゼロから稼ぐ方法については以下の記事でまとめています。
ヤフオクという場所は、
- とにかく処分したいから出品するという出品者
- コレクションしたいものを狙う落札者
- 中古でも良いから、とにかく安く手に入れたいという落札者
こういった特製があることから卸などで仕入れて新品を販売するというのは不向きです。
ヤフオクは中古です。
それを証明するかのようにベストヤフオクストアの上位は常に『個人からの買取を仕入れとするリサイクルショップ、古物商』です。
こうした現実を理解した上でヤフオク転売をやっていこうと思うと、仕入れ先となるのは『個人間取引』のサイト。
例えば、メルカリ、ジモティー、リアルのフリまなどですね。
こうした場所ではヤフオクで高く売れる掘り出し物を見つけられる可能性があります。
後は『リサイクルショップ』でしょうか。
向こうもプロなので、そこまで投げ売りしているようなことはありませんが、稀に価格がおかしいくらいに安いものがあります。
そういった掘り出し物を探し当てられれば利益を出すことが可能です。
また希少性については日を改めて詳しく解説したいと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
感想や質問がある場合は以下のコメント欄にお願いします。
必ず目を通して返信をさせていただきます!
大変参考になりました!
相鉄ロージン様
コメントありがとうございます!
今後もお役に立つようなコンテンツを書いていけるよう努力します。
また質問や感想などがございましたら
お気軽にコメント、メールをいただければと思います。
ありがとうございます。
富澤 順