富澤です。
amazon輸出は円高と円安どちらがいいのか?
また、不利な方に為替が動いたときの対処について解説をしていきます。
結論から言いますと一般的に輸出は『円安』が有利とされています。
もくじ
円安時は輸出が有利
例えば50ドルの販売価格のオモチャをアメリカで販売したとしましょう。
1ドルが100円だったら5,000円がもらえます。
それが円安になり1ドル200円になったとします。
すると同じ50ドルの販売価格でも10,000円をもらうことができるのです。
そのため一般的に輸出は円安が有利と言われているところですね。
反対に円高になれば輸入が有利に働き輸出は不利になるという考え方です。
一夜にして大きく変動は殆ど無い
過去のドル円の動きをチャートで見ていても数日単位で大きく動くということはありません。
未来のことは分からないので、もしかしたらこの先に数日で大きく変動するようなこともあるかもしれません。
しかし、僕がamazon輸出をやってきた経験の中で極めて大きく為替変動が起こったということはありませんでした。
円高円安どちらに動くにせよジワジワと変化していくという感じです。
そのため「円安になったら参入しよう」と思っていても、それがいつのタイミングなのか分からないと思います。
ですから円高円安は深く考える必要はないのではと僕は思っています。
輸出をしている企業も「あぁやっべ円高だと輸出は一時やめときますか」などと言わないと思います。
それなりに調整をして売上の基盤である輸出事業は継続することが予想されます。
amazon輸出の実践者として
という僕も最初のうちは円安だから「輸出がいいんじゃないか?」と考えてeBayやamazon輸出を検討した一人です。
実際に数年間にわたり実践してきて分かったこともありますので、個人的主観も交えて書いていこうと思います。
円高や円安などの為替の動きがダイレクトに影響するのは『在庫期間が長い』『売上発生から実際の入金まで時間がかかる』などのタイムラグがあるビジネスモデルではないかと考えています。
例えば1月1日に仕入れをして、3月1日に売れる。
そして6月1日に入金がなされたとした場合は半年近くもタイムラグがあります。
さすがに半年も経っていれば為替も動いていそうなものです。
なにか国際的な経済問題が起こったりすれば大きく為替変動するのに十分な期間です。
こういったお金の動きに時間がかかる場合は多少、為替を意識するようになると思います。
amazonは価格が常に変動する
amazonで販売してみて知ったのは販売価格は刻一刻と変化をしていきます。
昨日は10ドルだった商品も今日は9ドルになっているということもあります。
販売価格は固定ではなく常に出品者の意図で値段は変わるのです。
となると円高円安と変化があれば当然ですが出品者は現在のレートに合わせて価格を設定できます。
無在庫販売の場合は仕入れ値も変動することから定期的に価格を更新していかないと赤字を出す商品も増える可能性があります。
ですから価格更新を頻繁にするようになるのですが、そのときも為替は必ず計算に折り込みますからリアルタイムに近い適正な価格で販売できるわけです。
となると極端な為替変動がなければ価格更新さえしていれば大きな影響は受けないというのが僕の考えです。
売上発生から入金までの時間
amazonの場合は14日間周期で売上が銀行口座へ振込されます。
14日間分の売上がアカウントにストックされて14日の経過と共に設定している口座へと送金されるということです。
amazon輸出の場合だとペイオニアなどを使うので更にもう少し時間がかかります。
とは言え、1ヶ月もかかることはありません。
売上が発生してから実際に日本円で自分の口座に入金されるまで早いほうなのです。
先程も書きましたが実際に入金されるまでに時間がかかれば、その間に為替変動があれば影響を受ける可能性もあります。
しかし、このように短いスパンで売上を得ることができれば円高円安はそこまで大きな影響ではないと言えるのではないでしょうか。
売上が大きくなると影響がでかい
しかし、順調に売上が伸びてきて金額もまとまったものになってくると影響は多少出てきます。
50,000ドルの売上があったとしましょう。
1ドル100円の時は500万円ですね。
それが1ドル99円の円高になると4,950,000円になります。
5万円の差損が生まれてしまうのです。
逆に円安になれば、その反対で旨味もあります。
取り扱う金額が大きくなれば1円の差でもこんなに変わってしまいます。
それではどうしたらいいのか?
僕が考えるに1個人が未来の為替の動きを予想することは難しい。
というのが僕の考えです。
もし、そのような為替の先読みをする能力があれば他の方法で稼ぐほうが良いかもしれませんね。
また為替についてああだこうだと考えているの時間があれば売上を上げることを考えたほうが有効に時間が使えるのではないかと考えています。
最初の方では円高円安はあまり深く考えなくても良いと思います。
それより出品する商品を適正価格で価格更新することを怠らずにして赤字を回避して利益を確実にするように努めます。
売上が大きくなってきた時に為替差損をようやく実感しますが、だから何ができるのだと言われれば明日の為替も読めないのですから考えるだけ時間の無駄ということもあります。
しかし、売上が大きければ1%が大きな変化を生みます。
amazon輸出で販売をしていれば色んな手数料を徴収されます。
amazonの手数料もそうですが、ペイオニアの為替手数料などもそうです。
そういった手数料を1%でも安くできないかと考えたりすると糸口が見えるかもしれません。
eBayなどでも取り扱いが多いと割引があったりしますが申請をしないと適用されないこともあります。
ですから、自分のお金を守るためにはそういった受けられる恩恵は知識として入れておくことをオススメします。
ま、まずは心配するようになるくらいの売上が上がる仕組みを作ることが最重要かと思われます。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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