富澤です。
この記事ではetsyで出品する方法を解説します。
一通りをやってみての感想ですが、かなりシンプルで必須項目なども少なく出品しやすいです。
それに日本語対応している管理ページなので僕が解説しなくとも流れに沿って進めていけばヤフオクやメルカリで販売経験がある人なら苦もなく出品完了すると思われます。
もくじ
etsyとは? どんなものが売れるのか
etsyとはアメリカ生まれで『手芸や古物、独自の工場生産などの商品を扱う電子商取引サイトである。』(Wikipedia参照)
ハンドメイドの商品を筆頭に骨董品やカメラ、楽器、おもちゃなど色々と出品されています。
アクティブバイヤー(購入者)の数は2018年で約4,000万人
アクティブセラー(販売者)の数は2018年で約211万人
アクティブというのは登録だけして放置している人ではなくて何かしらのアクションを取っている人ということになります。
ちなみにヤフオクの利用者数が約1,800万人、メルカリが約1,600万人と言われています。
いつも思うのですが、この数は誰がどうやって数えているのかと疑問に感じるのですが、まぁ多少の誤差はあるものの、あながち間違った数字でもないのでしょう。
etsyは世界中に利用者がいるということから、日本の商品を海外に個人輸出するという販売場所として検討する価値があります。
ハンドメイド感が強いのがetsyなのですが、アンティーク系の物なども結構動いているようなので転売目的で利用するのも面白いと思います。
販路の拡大を検討しているのであればetsyと相性が良い商品であれば十分に勝機があります。
具体的な狙い目商品などは別の記事で深く解説していきますので、今回の本題である『出品方法』。
これについて早速、見ていきましょう。
step1, 『商品を追加』まで進む
それでは出品作業に移りたいと思います。
パソコン主体で解説していきますので、スマホとの画面とはまた異なると思いますので、ご承知ください。
また、出品するということは会員登録がすでに済んでいるという前提になります。
まだ会員登録が済んでない場合は先に登録をしましょう。簡単です。
まずはショップ管理ツールに行きます。
PCだとトップページの右上に表示されている部分ですね。
そうしたら下の画像の管理ページに飛ぶと思います。
『商品情報』という部分をクリックします。
商品情報をクリックしたら次のページ右上に『商品を追加』という項目があります。
そちらをクリックしましょう。
これで次のステップです。
step2, 写真を追加する
先程の商品を追加をクリックすると上記画像の画面に移動します。
出品する商品の写真を撮影しておき『写真を追加』をクリックして画像をアップロードしましょう。
画像は10枚まで追加することができます。
メイン写真が最も大事なので、一番分かりやすく綺麗な写真を選択するようにしましょう。
画像選択が完了したら下にスクロールして次に進みます。
step3, タイトル、説明文などを埋める
スクロールした次に入力するのが説明文やカテゴリーなどですね。
商品名はしっかり意識するポイント
商品名、つまりタイトルは大事です。
この部分を軽視して出品しても誰も見てくれなかったり、本来は興味があるであろうお客様を逃してしまい販売機会を失ってしまいかねません。
僕たちはamazonでもヤフオクでも基本的に商品を探すとき、検索してお目当ての商品までたどり着くことが多いのではないでしょうか?
タイトルに入れた単語が検索結果に反映されます。
例えばブレスレットを売っていたとして、商品名にブレスレットという単語を入れなかった場合。
ブレスレットと検索しても、あなたの商品が表示されない可能性が高くなってしまいます。
そんな凡ミスをしないように意識する必要があるのです。
見てもらえなければ売れないという法則がありますから、アクセス数を1でも増やす努力をしなくてはいけません。
またタイトルは英語にします。
etsyで売るということは基本的に海外のお客様に買ってもらいたいという事になってくるかと思いますので、相手の言語に合わせて英語にしておいたほうが良いですね。
どんな単語をタイトルに入れればいいのかが分からないという場合は、真似をした方が早いです。
自分の売りたい商品の特徴、ブランド、素材などが分かっていたらetsyやebayで検索して同じような商品を探します。
そして、その商品が使っている単語(タイトル)を取り入れたり真似たりすることで商品名を決めたほうが良いです。
この商品について
- 誰が作りましたか?
- これは何ですか?
- いつ作りましたか?
という3つの選択項目があります。
『誰が作りましたか?』の項目はハンドメイド商品を売るのであれば『自分』を選択することになります。
会社で作っているなど近しい自分以外の人が作った商品なのであればショップメンバーということになるでしょう。
で、ブランド物や自分とは全く関係のない人が作ったものを売るのであれば『その他の人または会社』を選択します。
『これは何ですか?』は完成品or道具などの2択です。
完成してる商品なら完成品・・このあたりはOKですよね。
『いつ作りましたか?』の項目はオーダーメイドか年代を選択します。
イラストを売ったり、商品に希望のロゴを入れて売りますといった商品ならオーダーメイドになります。
その他の商品は作られた年代を選択して完了です。
カテゴリー
カテゴリーを選択するのですが、こちらは検索窓にキーワードを入れると候補が表示されます。
日本語で入れても候補が表示されるのですが正確性に欠けることがあります。
なので英語で入れたほうがピンポイントで表示されることが多いです。↓
カテゴリーを選択したらカテゴリーごとに選択項目が変わります。
素材や色などを選択する項目が表示されたりするのですが『オプション』と表示されている項目については任意、つまり必須項目ではないので入力しなくてもOKなのですが色で検索したり絞り込んだりする人もいますので入力しておいて損はないかなと思われます。
更新オプション
etsyは1商品毎に0.2ドルの出品手数料がかかり4ヶ月間、出しっぱなしにできます。
『自動』を選択すると売れずに4ヶ月間が経過しても自動的に継続出品されます。
その場合はまた0.2ドルの出品手数料がかかってしまいます。
『手動』を選択すると4ヶ月間売れ残ったら出品を取りやめてくれます。
タイプ (有形商品orデジタル商品)
これは有形商品なのか無形商品なのかということですね。
物を売っているのであれば基本的には有形です。
デジタル商品は基本的に物という概念ではなくてダウンロードしたりするものですね。
タッチして手に触れることができない商品です。
etsyの場合だと、イラストや音源などでしょうか?
詳細 (商品説明文)
ここも英語での入力をしていくことになります。
「あなたの制作工程やこの商品の背景のストーリーをお客さまに少しお伝えしましょう。」と言葉が添えられているのですが、英語が苦手な僕などは語るほどにボロが出てしまう可能性を否定できません。
なのでサイズ、傷や破損などの有無などを書くので精一杯です。
もし、あなたがハンドメイド商品を売っていてストーリーがあり英語も苦手でなければ存分に書くと良いと思います。
人はストーリーに心が動き共感して商品を買う選択をすることが多いです。
僕はグーグル翻訳で必要最低限の言葉を入れて完了です。
ここまでが『商品の詳細』のセクションで必須項目になります。
あとはオプションで素材などがあったりしますので、適宜入力していくと良いでしょう。
step4, 在庫と価格を決定する
このセクションでは価格と個数、そしてSKUを設定できます。
『価格』はUSD(米ドル)での価格となります。
現在の為替などを確認しつつ手数料も意識して価格設定しましょう。
ちなみにetsyは売れたときにかかる手数料は5%となってます。
『個数』は販売数ということで、例えば同じ商品を2個持っているのであれば『2』とします。
一点物なのであれば個数は1となります。
『SKU』とは管理番号のことです。
出品数が増えてくると管理が必要になってきます。
売れたは良いけど、どこに置いたっけ?とか色々な問題が起きてしまう可能性も否定できません。
なのでSKUを決めて在庫と紐付けることで売れた後の処理もスマートになります。
管理番号にルールはありませんので自由に設定してOKです。
step5, 送料を設定して出品完了!
このセクションでは発送オプションを設定していきます。
要は送料をタダにするのか?または送料を貰うのか?などの設定です。
『発送元』は日本なので日本にしておきます。
『発送までにかかる日数』は自分のライフスタイルに合わせて設定していきます。
仕事が忙しく発送業務が毎日できたもんじゃない。そんな場合は長めに設定しておくのが良いでしょう。
ただし画像にも書かれてますが「お客様は、より早く発送される商品を購入します」とあります。
本当にその通りで買ったのに1週間経っても発送通知が来ない・・こんな状態は不安と怒りがこみ上げてきます。
購入者という反対の立場になって考えたら分かるのですが、自分がされて嫌な事、嫌な気分になることは販売者としてしてはいけません。
お金をいただいたらプロ意識は必要になってきますから、相手の感情も理解しながら販売活動をすると良いでしょう。
次に送料の設定です。
上の画像の上段は『日本』となっています。
これは日本国内が発送先だった場合はいくらの送料にするのかという項目です。
配送業者はOtherしか選べません。
配達日時は発送してから商品のお届けまで、どれくらいの期間がかかるかなので日本国内なら2-4日くらいではないでしょうか。
なんの配送手段を使うかで変わるでしょうが・・
お次が『その他すべての国』という項目です。
こちらも配送業者はOtherの一点縛りです。
配送日数は、EMSなら5日から10日前後で届く感じ。
小型包装物の航空便なら10日から30日くらいで届くイメージ。
小型包装物のSAL便なら15日から40日くらいで届きます。
実際はもっと早く届くこともあれば大幅な遅延、更には紛失といったこともあり得ます。
余裕を設けた日数設定が良いと思います。
『請求額』についてですが、海外発送は重さで値段が変わります。
また国地域によっても若干の送料の変化があります。
上の画像は日本郵便のEMSの料金表をスクショしたものですが大きく分けて4つの価格帯があります。
送料無料を選択するのであれば、送料の分を考えて商品代金に上乗せして出品価格を決める必要があります。
送料をしっかりと請求するのであれば『送料無料』のところを『固定価格』にします。
送料は南米の人が買う可能性もあるので、そこを基準にするか間をとってヨーロッパ価格にするのもありです。
安価な物を売るのであればEMSではなく小型包装物を選択するのも手です。
小型包装物に書留(国際eパケットなど)をつければ6千円までは保障してくれます。
『追加の商品』は同梱の場合に追加する送料ということですね。
少し面倒ですが、国ごとに送料をしっかりと設定していきたいという場合は『別の所在地を追加』で国ごとに送料を設定することが可能です。
ということで、これで必須項目は全てになります。
全て入力したら『公開する』をクリック。お疲れ様でした。
これで出品が完了して商品に光が当たるわけですね。
実際にやってみると簡単に出品できてしまいます。
強(し)いて言うのであれば英語での表記などが面倒ではありますが、そこは個人輸出をやっていようと思ったら避けられないので仕方ないです。
頑張っていきましょう!
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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