富澤です。
これからヤフオクで販売をしてみよう。
または、すでに販売したことがあるけど、どうやって販売するのが最も高く売れるのか?
そんな疑問がある方に僕が数年にわたってヤフオクを使い続けてきて発見した売り方のコツを解説していきます。
もくじ
ヤフオクで売るメリットとは
メルカリなどの新しいサービスの出現と共に「ヤフオクはオワコン」と囁(ささや)く人もいます。
しかし、終わってないし使い方次第ではメルカリよりも高く売れる場合があります。
どんなサイトにも向き不向きというのがあって、メルカリは利用者層に女性も多いことから女性向け商品が売れやすい傾向にあります。(必ずその限りではありませんが)
ヤフオクはオークションという競り合うという性質から希少性の高い物や古い物などが、多く売れている傾向にあります。
どういった商品を売るのかという部分から考えてみて、最も高い場所で売るというのが大事なこと。
今はヤフオクもメルカリも過去の販売履歴が見れて、相場というものがすぐさま分かります。
メルカリの場合は出品価格は自分で決める即決価格のみですが、ヤフオクの場合はオークションで購入意思のある人が勝手に競ってくれて値段を決めます。
それだけに相場が分かりにくいものはヤフオクで販売するのがオススメです。
僕は月平均で400商品をヤフオクで販売しているのですが、それを数年は継続しています。
その中でメリット・デメリットもあるし、失敗もあるし、良い発見もありました。
そういったのを踏まえて高く売るためのコツをステップ・バイ・ステップでお話します。
ヤフオクで高く売るコツ①商品名に命をかける
タイトルが極めて重要です。
なぜならヤフオクで商品を探す人はキーワード検索をして目当ての商品を見つける人が多いからです。
で、その検索に引っかかるのは『商品名』ということになります。
ですから自分が売る商品のタイトルは最低限、検索されるワードを入れなければいけません。
例えば、『ニコンのF6』というカメラを出品しようと思います。
その際に商品名に何を入れなければいけないのかというと、
- メーカー名
- 型番
この2つは最低限は必要かと思います。
まぁ型番さえ入っていればF6のような人気のカメラであれば相場通りに売れそうなものですが、念のためにメーカー名も入れておくと良いと思います。
反対の立場で考えてみると、明確にF6が欲しいのであればヤフオクの検索ボックスに『F6 ボディ』とか入れると思うんですよね。
それか『F6』とだけ入力してカテゴリーで絞っていくか。
ただ明確にF6が欲しいと思ってなくて闇雲にフィルムカメラを探している人は『ニコン フィルムカメラ』とか『ニコン 一眼』とかで検索するかもしれませんね。
いろんな可能性があるだけに商品名には検索キーワードを多く入れるのが良いですが、無駄に入れても見場が悪いし洗練されてません。
僕が行き着いた答えとしては自分が売る商品の過去相場を確認して、高い順に並び替えて高く売れた商品のタイトルをパクるようにしています。
それは考えるのが面倒だからというのが理由であることは否定出来ないのですが、高く売れたということは最低限のアクセスを集めたということでもあると思うんですね。
もちろん、状態や付属品などの要因もあるとは思うのですが、それにしても真似をする価値が大いにあると思います。
まるパクリでも良いと思いますが、それに抵抗があるのであれば少し手を加えて変化させる。
またメイン商品に付属品などがあれば、それも必ず付け加えましょう。
ヤフオクで高く売るコツ②画像が肝要
画像は大事ですね。
反対の立場になって考えれば分かるのですが、
- 検索をして商品を見つける
↓ - 画像を見る
↓ - 商品説明を読む
↓ - 送料などのコストを確認する
↓ - ウォッチに入れるor入札を深く検討
↓ - 入札、熱くなって競り合う
こうした一般的な流れがあると思います。
これがすんなりと『入札』まで流れるように進めば良いのですが、2の画像の部分で止まってしまい入札に至らないという可能性も充分にあります。
では、画像で入札を止めてしまうというのはどんな時か?
- 大事な部分が見えない
- いろんな角度から見たい
- 汚れ、傷などを確認したい
こういった要素があると思います。
まるで目の前で見ているかのように細かく見たいと思うし、汚かったら嫌だし、最低限の傷や汚れは知っておきたい。
こんな購入者側の気持ちがそこにはあります。
販売者は高く売りたいので、傷はウヤムヤにしたい、汚れは面倒だからそのままで売りたいといった心情もあります。
ですが後のトラブルもなしに円滑に高く売りたいなら画像は多く、そして綺麗に撮影してプレゼンテーションするのが良いでしょう。
僕は商品を綺麗に撮影するのは高いカメラはそこまで必要ではなくて、背景が大事だということに気が付きました。
背景紙というのがamazonには売られていて、そういった安いものを使って背景にするだけで驚くほど綺麗に撮影することが可能です。
『撮影キット』『撮影ボックス』『グラデーションペーパー』『背景紙 撮影』とかで検索するとamazonでたくさん出てきます。
これからもメルカリやヤフオクで販売をするなら、あっても損はないと思います。
安いのであれば2,000円もしないで買えるものまであります。
これを使って、
- 正面
- 左右、横
- 後ろ
- 傷のアップ
などを撮っていけばOK。
これも商品によっては撮影する部分が変わってきますから、自分が出品する商品で他の出品者が撮影している部分を同じように真似て撮影すれば良いと思います。
真似するのはストアとか、こだわって撮影している人のを見ることが大事です。
別に同じように高い質を求める必要はありませんが、最低限どこを撮ればいいのかという参考になると思います。
ヤフオクで高く売るコツ③終了日時は?
日曜日の夜を終了時刻にする。
これはヤフオクをやっている人がよく言っている理想的な終了日時です。
しかし、僕は月から日曜まで毎日終了させています。
それは平日でも週末でもあまり関係がないということが分かってきたからです。
それよりも時刻が大事だと思います。
間違って昼間の時間帯に終了する設定をしたことが何度かあったのですが、そのいずれもが相場よりも安く終わってしまった経験があります。
それからは絶対に夜に終了させる設定を徹底してます。
そこだけは意識をした方が良いと思います。
ヤフオクで高く売るコツ④開催期間は何日間?
開催期間は長いほうが良いのか、短いほうが早く現金化できるのかと悩まれる方も多いです。
相場安定の型番商品=短くても大きな変化なし
相場不安定の商品=開催期間は長い方がいい
というのが僕の持論でございます。
例えばダイソンのV8などは相場が決まっています。
そういった相場に波がないような商品は開催期間が3日間とかでも相場通りまで価格が行きます。
ですから落札相場が安定しているような商品は開催期間が短くても大丈夫だと思います。
また、開始金額が自分の理想価格であるのであれば入札が1件でも入ればOKという認識でもあるわけですから開催期間が短かろうが大丈夫ですね。
入札がなくても自動再出品にしておけばいいわけです。
開催期間が長いほうが良いのは相場の幅が広い商品です。
古い商品になってくると落札相場が1万円から4万円までとか幅が広いものが多いです。
基本的にオークションは2人以上が強く欲しいと思ってくれれば競い合いで値段が釣り上げる傾向にあります。
ということは1人でも「欲しい」と思ってくれる人が多いほうが良いわけです。
そんな熱いパッションを持った人を少しでも多くするために期間は長い方が良いのです。
期間が長いということは、それだけ露出が多いということになるので人の目に触れる機会も増えます。
いずれにせよ急いで売る必要がないのであれば開催期間は長いほうが良いと思います。
ヤフオクで高く売るコツ⑤商品説明はこう書く
これも落札者目線に立ってみれば何を書けば良いのかが分かってきます。
自分が5万円のカメラを買おうかどうか悩んでいるとしましょう。
「通電や動作の確認は一切しておりませんのでジャンク扱いのノークレーム・ノーリターンでお願いします。」
こんな商品説明文があったらどうでしょうか?
自分でメンテナンスして修理できるといった専門スキルがあれば問題ないでしょうが、多くの場合は『買ったらすぐに使いたい』というのが心理としてあると思います。
だとすると、以下のような商品説明になったら、まだ安心して買えそうです。
「◯◯の出品です。シャッターが切れることなど簡易的な動作確認は済んでいますので、商品到着後にすぐにお使いいただけます。
画像5枚目に撮影しているのですが、3ミリ程度の擦り傷があります。その他にも1ミリ程度の線傷が何箇所かに見受けられます。見落とした傷が他にもあるかもしれませんのでご承知ください。
こちら古い商品となっておりますので初期不良(到着後7日間)は保証をさせていただきますが、その後の不具合などは保証できませんのでご承知いただいた上で入札の検討をお願い致します。」
・・・
このように情報量が多ければ多いほど落札者としては安心して購入検討の流れまで進むことができます。
ただし、本当に詳しいことが分からない場合もありますよね。
例えば楽器を売ろうと思っていても自分に専門知識がないと何を書けば良いのかが分からないし、動作も分からない。
そういった商品を売る際は通電確認できるものは通電の確認だけでもしましょう。
「通電確認のみしかしておりません。後の動作は未確認となっております。」
としておいて売り切りスタイルが良いと思います。
多少は安くなってしまいますが、運が良ければ相場上限くらいまで値段が吊り上がることもあります。
動作確認ができない物。
例えばアンティークなどの陶磁器などもありますね。
こういった物はコレクション目的で買う方が多い傾向にあります。
そういった商品は状態が極めて重要です。
銅製品だと緑青といって緑色の金属劣化が起こる場合もありますし、陶磁器ですとヒビが大きな減点ポイントです。
そういった傷などある場合はしっかりと説明文に入れないと後で必ず揉めますね。
アンティーク系は「見落とした傷あるかもしれません」というのが通用しません。
古い骨董の皿なんかはヒビ(ニュウ傷)があるだけで価値がガクンと下がります。
ポイントとしては『落札者が知りたいであろう情報』を書く。
ということがポイントであって、そこまで深く考える必要はありません。
最初は僕も分からずにやっていて適当な商品説明を書いていたのですが、そのうちに質問で「サイズを教えてください」「重さは何グラムですか」「製造年月日はいつですか」「12フレットの弦高を教えてください」などといろんな質問をいただくうちに、あぁそれが落札者が求める情報なのかと分かってきました。
これも過去の落札履歴をみて他の出品者がどんな説明文を入れていたのかを見るのも説明文に入れ込む文章の判断基準になると思いますのでチェックしてみてください。
最初は時間がかかるかもしれませんが、何度か販売を繰り返していけば考えなくても何をどう書けば良いのかが分かるようになると思います。
ヤフオク売り方のコツまとめ
- 検索をして商品を見つける
↓ - 画像を見る
↓ - 商品説明を読む
↓ - 送料などのコストを確認する
↓ - ウォッチに入れるor入札を深く検討
↓ - 入札、熱くなって競り合う
この流れをできるだけ止めないように、気を配れば適正価格で販売することが可能だと思います
販売する商品を見つけてもらえるように『商品名にはキーワード』を入れる。
画像も綺麗というよりも出来るだけ色んな角度から見せてあげる。
(デメリットの部分も映し出すことが信用を勝ち取る)
商品説明には相手が知りたいであろう文章を入れる。
(サイズ、状態、動作の有無など)
これら最低限を入れるだけでOKです。
逆に言うと僕は偉そうに月400以上の商品を売っていると言っていますが気をつけている点はそれだけなのです。
基本は高く売れた過去の販売実績を真似するというのが大事だと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
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